2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

塾の先生と相談しましょう

これからの勉強のポイントでしっかりつかんでおかなければいけないことが2つあります。

ひとつは、入試に出ること
中学入試は独自入試ですから、すべての学校に入試傾向があります。
だから何が出るのか、これはぜひ塾や専門家の分析を聞いておきたいところです。
すべてが出ます、というのはやはり困るのです。
少なくとも、これはやらなくていい、ということははっきりしておきたい。
それをやらないだけでも時間の節約になるのだから、ぜひ聞いておきましょう。

もうひとつは子どもができないこと
できることはある意味もういいのです。だって、できるんだから。
できないことをどうやってできるようにするか、がテーマです。
では、うちの子は何ができないんだろう?
これを指導される先生がどうつかんでいるのか、聞いておかないといけません。ぜひ先生にバシッと言ってもらいたい。
速さと場合の数。とか。
そこが明確になれば、「どうやってできるようにするか」を相談することもできるし、何か対策を考えることもできます。

この2点がまだ明確でないなら、早めに塾の先生と相談しましょう。

残された時間はそれほど多くはありません。だから、効率良く勉強するべきです。そのために何をするか、塾の先生とじっくり話してください。

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セレクション

首都圏の私学は中学を併設する学校が増えたので、高校からの入学枠がかなり狭くなっているのですが、実は推薦枠はかなりの学校で残っています。

東京や神奈川など、甲子園の常連校に私学が名を連ねていますが、実は戦力は中学からのスポーツ推薦で確保されていきます。例えば野球についていえば、リトルリーグや中学校の大会などを通じて成績が優秀な子をスカウトし、推薦入学を勧めます。

そのセレクションはだいたい秋に行われるわけですが、ここで入ってくる生徒はやはりその分野ではかなり力がある。したがって、中学から入った子が高校ではなかなか活躍できない面があるわけです。

それでもがんばった子どもたちはいて、例えば甲子園の地方大会の決勝に出てくるチームのメンバー表を見ていると数名、出身校に付属の中学の名前があったりして、うれしくなります。

スポーツが好きで、例えば「あの学校から甲子園に出る」という思いを描いている子どもたちは少なくないと思うのですが、レギュラーを勝ち取るにはセレクションを得た生徒と争わなくてはならないのでやはり大変です。

しかしながら、学校もすべての運動部でセレクションを行うわけではありません。一番多いのは野球やサッカーですから、それ以外のスポーツでがんばると例えば付属の中学からインターハイに出場するということもあり得るわけです。

セレクションをやらないと、やはり全国レベルの大会にはなかなか進みにくいので、学校の知名度を上げるという面でそういう部分に力を入れる学校もありますが、それがすべてではありません。

ある校長先生からこんな話を伺ったことがあります。

「硬式野球部はまあ、半分プロみたいなもので、本当に良く練習します。しかし軟式野球部は野球の好きな子どもたちが、楽しんでやっているので、これも学校としては一生懸命応援したい。でもグラウンドがなかなか空かないのが悩みの種です。」

強いだけが部活ではなく、中学・高校での成長の幅が広がるので、中学から行く部活を楽しみに勉強をつづけてもらえればと思います。

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秋の学習はシンプルに。

9月になりました。しかし、案外、6年生のこの時期は難しい時期なのです。

学校が始まったので、新たに1週間のペースをつくらなければなりません。どこの塾でも入試に向けて実戦的な練習が始まるので、家庭学習の内容も変わるわけですが、塾が増えた分、勉強時間も少なくなるが逆に、渡される課題は増えて思うように進まない。

また模擬試験が始まります。夏休みにあんなに勉強したのだから、成績が多少は上向くだろうと親は期待しますが、そううまくはいきません。もしかすると下がってしまうかもしれません。これは、夏に勉強した内容がまだ十分に定着しないために、混乱をきたしているからですが、しかし成績が上がらないとやはり精神的にはなかなかしんどいでしょう。

でも確実に勉強が進んでいけば、やがて解く力は定着してきます。だから、とにかくあわてないで、じっくり取り組むことです。

秋の学習のポイントは
(1)過去問
(2)復習
(3)暗記
の3点です。

過去問は第一志望、第二志望を中心に時間をはかって練習を始めましょう。夏に一通りやれていれば、ある程度点数はとれるでしょう。

初めて練習する場合は苦戦する場合もありますが、その場合は解答、解説をじっくり読みながら、ていねいに復習していくことです。点数はあまり気にせず、理解することを重点においてください。

復習は授業の復習。塾にせっかく行くのですから、その復習をしっかりやり、理解を深めましょう。もちろん、出る授業をしぼることも大事です。そして、できなかった問題はやりなおしましょう。解きなおしてできれば問題はありませんが、できなかった場合はやはり十分に理解できていないわけですから、解説を読むなり、先生に質問をして理解を深めてください。

暗記は暗記用のテキストを中心に。一回やったら終わりというわけではありません。何回も繰り返していくことをおすすめします。

この3点に絞ってやることを整理していきましょう。あれもこれも、と思うよりは、「これだけはしっかりやろう」の方が定着率が高くなります。

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