各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

数の性質に関する問題

2014年麻布中学の問題です。


1番から9999番までの9999枚のカードを考えます。それぞれのカードには、番号の下にかっこがあり、その中に2つの数が下図のように書かれています。

この2つのうち、左の数はカードの番号を99で割った余り、右の数はカードの番号を101で割った余りです。ただし、割り切れるときは0と書かれています、最初の方のカードは下図のようになります。

(1)番号が101番、102番、103番、202番、203番、204番のカードの、かっこの中の数をそれぞれ書きなさい。

(2)番号の下に(51、41)と書かれているカードが1枚あります。それは何番のカードですか。

 次に1番から999900番までの999900枚の別のカードを考えます。それぞれのカードには、番号の下にかっこがあり、その中に3つの数が下図のように書かれています。

この3つのうち、左の数はカードの番号を99で割った余り、真ん中の数はカードの番号を100で割った余り、右の数はカードの番号を101で割った余りです。ただし、割り切れるときは0と書かれています。

(3)かっこの中の左の数が51、右の数が41であるカードの番号を小さいものから順に3つ書きなさい。

(4)番号の下に(37、15、1)と書かれているカードが1枚あります。それは何番のカードですか。


【解説と解答】
(1)
101÷99=1・・・2 101÷101=1  102÷99=1…3 102÷101=1・・・1  103÷99=1・・・4 103÷101=1・・・2
202÷99=2・・・4 202÷101=2  203÷99=2…5 203÷101=2・・・1  204÷99=2・・・6 204÷101=2・・・2
【答え】
101→2、0 102→3、1 103→4、2
202→4、0 202→5、1 204→6、2

(2)(1)の答えを見てみると左の数字と右の数字の差は最初の101~103は2、202~204は4と共通になります。
左の数字は0から98まで増えて、右の数字は0から100まで増えるのでその間は差は一定です。
51と41ですから差は10になるので、101から202になるとき99のあまりは2増えていますから10÷2=5 101×5=505について考えると
505÷99=5・・・10 505÷101=5・・・0より差が10です。
506÷99=5・・・11 506÷101=5・・・1で同じく差が10ですから、
99×5+51=495+51=546 546÷101=5・・・51で、これが答えになります。
【答え】
546

(3)(2)からまず、546が一番小さな数です。
99と101の最小公倍数は9999です。
9999は左の数が0、右の数も0になります。これは0といっしょです。
10100は左の数が2、右の数が0、10101は左の数が3、右の数が1で差が2になりました。
(1)で101が(2、0)でした。次が10100ですから、9999を加えていけばよいことがわかります。
546の次はしたがって10545となり、その次は20544となります。
【答え】546、10545、10544

(4)37と1ですから、差が36です。101から202になるとき99のあまりは2増えていますから36÷2=18 18×101=1818となり
1818÷99=18・・・36 1818÷101=18ですから差は36になっています。
したがって最初の数は1818+1=1819になります。(1819÷99=18・・・37 1819÷101=18・・・1)
1819÷100=18・・・19ですからこれは答えではありません。
次は9999加えればいいので、
1819+9999=11818 11818÷100=118・・・18
ここで1小さくなったので、最初から4少なくなればいいから、9999を4回加えれば良いことになります。
9999を10で割ると9あまるので、9999を1つ加えるごとに10で割る余りが1ずつ減るわけです。
1819+9999×4=1819+39996=41815
【答え】41815

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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電気に関する問題

2014年 駒場東邦の問題です。


電気をためることができるコンデンサーを使って、次のような実験を行いました。

(1)図1のように、電気のたまっていないコンデンサーに手回し発電機をつなぎ、ハンドルを1秒に1回ずつ50秒間回しつづけました。回しているときの手ごたえはどうなりますか。正しいものを1つ選び、ア~クの記号で答えなさい。

 ア.変わらない。
 イ.はじめは重く、しだいに軽くなる。
 ウ.はじめは軽く、しだいに重くなる。

(2)(1)の実験で、ハンドルを回し終わったあと、ハンドルから手をはなし、発電機とコンデンサーをつないだままにしておくと、どうなりますか。正しいものを1つ選び、ア~ウの記号で答えなさい。
 ア.発電機のハンドルが、手で回したときと同じ向きに回りはじめる。
 イ.発電機のハンドルが、手で回したときと反対向きに回りはじめる。
 ウ.発電機のハンドルは、回らない。

(3)(1)の実験で電気をためたコンデンサーに、図2のように豆電球と電流計をつなぎ、つないでからの時間をストップウオッチではかりながら、豆電球に流れる電流の大きさをはかりました。

つぎに、豆電球を発光ダイオードにかえて、同じ実験を行いました。つないでからの時間と、豆電球または発光ダイオードを流れる電流の大きさの関係は表1のようになりました。
表1

 (Aは電流の大きさの単位で、lmA=0.001Aです。)

つないでからの時間と豆電球を流れる電流の大きさの関係を表すグラフを、解答用紙に書きなさい。なお、時間と発光ダイオードを流れる電流の関係を表すグラフは、解答用紙に印刷してあります。これを参考にし、実験結果を表す点をはっきり描き、それらをなめらかな曲線で結びなさい。

(4)(3)の結果から、コンデンサーにたまった電気の量が同じでも、取り出す電流の大きさがちがうと、電流が流れつづけることのできる時間がちがってくることが考えられます。この予想を確かめるため、(1)~(3)とは別のコンデンサーを使い、以下の実験を行いました。コンデンサーに電気をためるときや、コンデンサーから電気を取り出すときに、回路を流れる電流の大きさを、ずっと一定に保つ装置を作ることができます。一定の電流の大きさは、調節することができます。この装置を豆電球や発光ダイオードのかわりに使い、図3の回路アでコンデンサーに電気をため、図3の回路イで電気を取り出しました。
表2は、回路アでコンデンサーに流した電流の大きさ0電流を流した時間と、そのコンデンサーから回路イに流した電流の大きさ。電流が流れた時間を表します。たとえば実験N0.1では、回路アで1mAの電流を20秒間流し電気をためたコンデンサーから、回路イで2mAの電流を流すと10秒間流れた、ということを表します。

表2

 この結果から、コンデンサーにたまる亀気の量は、コンデンサーに出入りする電流の大きさとその電流が流れた時間によって、どのように決まると考えられますか。「電流の大きさ」「電流が流れた時間」という語を用いて答えなさい。

(5)(4)で使った電気をためていないコンデンサーに、回路アで電流を2mAに保ちながら電気をためていると、12秒たったとき、とつぜん電流が流れなくなりました。これは、コンデンサーにためることができる電気の量には限度があるからだと考えられます。では、この限度まで電気をためたコンデンサーから、回路イで電流3mAを流しつづけると、何秒間電流を流せますか。

(6)(4)で使った電気をためていないコンデンサーに、回路アではじめの1秒間は8mA、次の1.5秒間は4mA、その次の2秒間は2mAの電流を流しました。このコンデンサーから、回路イで3秒間3mAの電流を流しました。このあとさらにこのコンデンサーから5秒間電流を流すには、電流の大きさは何mAにしなくてはなりませんか。


【解説と解答】
(1)自転車のこぎはじめといっしょで、最初は重くだんだん軽くなります。
(答え)イ

(2)コンデンサーが今度は電気を放つことになるので、電気が流れますから手回し充電気が反対方向に回転することになります。
(答え)ア

(3)これは作業ですが、なるべくなめらかな曲線で、というところがちょっと大変かもしれません。
(答え)下図

(4)表から見て、電流×時間が同じであることがわかるでしょう。
(答え)電流の大きさ×電流の流れた時間

(5)限度が2mA×12秒ですから、これを3mAで放出すれば24÷3=8秒間流すことができます。
(答え)8

(6)ためた量が8×1+4×1.5+2×2=8+6+4=18です。
で、ここから3×3=9を流したのだから残りは18-9=9になるので、5秒間流すには9÷5=1.8mAになります。
(答え)1.8

「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

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数の性質に関する問題

2014年武蔵中学の問題です。


図のように、半径1cmの円の周を6等分する位置に1から6までの番号がついています。Aを7以上100以下の整数とします。Aの6位かの約数の位置に点を打ちます。3つ以上点が打たれたときは、これらを順に結んで多角形を作ります。例えば、A=7、A=8、A=9、A=12のときは図1のようになります。

図1

次の問いに答えなさい。

(1)図2となるようなAはありません。その理由を答えなさい。
図2

(2)図3となるようなAをすべて求めなさい。
図3

(3)打たれた点が1つだけとなるAのうち、素数でないものをすべて求めなさい。

(4)できた多角形の面積が、1辺の長さ1cmの正三角形の面積の3倍に等しくなるようなAをすべて求めなさい。


(1)図2では約数の中に1、2、3、5が入っています。しかし2と3が約数になれば、6も約数でなければなりませんが、これは6が約数になっていないので、このような図形はありません。

【答え】2と3が約数であれば、6も必ず約数になるから。

(2)1、2、4、5が約数で、3は約数ではありません。
一番小さい数は20です。7以上100以下の整数で20の倍数は、20、40、60、80、100ですが、60は当てはまりません。
【答え】20、40、80、100

(3)7以上の素数は1以外に点が付きません。ということは7以上の素数の積でできた数は素数ではなく、また1以外には点がつかないことになります。
7以上の素数は7、11、13・・・となりますが、積が100以下でなければならないので、
7×7、7×11、7×13の3つになります。
【答え】49、77、91

(4)1は必ず通ります。五角形以上になると、正三角形の3倍以上になるので、四角形か三角形になります。
1辺が1cmの正三角形の3倍の図形は以下の通りになります。

このうちイは2と3があれば6も入らなければならないので不適。
ウは6が入っていて3が入らないことはないので不適。
オは4が入っていて2が入らないことはないので不適。

結局ア、エ、ということになります。

アは15の倍数になり、偶数ではないので、15、45、75
エは6の倍数で、4、5の倍数ではないので、18、42、54、66、78

【答え】15、18、42、45、54、66、75、78

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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