ワーキングマザーのための中学受験講座」カテゴリーアーカイブ

第5回 いっしょにいる機会が少ないから

いっしょに勉強してあげてください。

確かに週末、お父さんもお母さんも疲れているから、休みたい。でも、子どもたちにとって、お父さん、お母さんと勉強することは決していやなことではないのです。

ただし、怒られるのは「ぜったいにゴメン!」なだけです。

だから、親の方の心構えを決めておかないといけない。

「できるようにする」ということも大事ですが、「子どもといっしょに勉強する時間を楽しむ」という気持ちが必要でしょう。

私の家内と息子の国語の勉強のシーン。

「え、(あ)でしょ。」(と息子。)
「えー、違うわよ。(う)よ。}(と家内。)
「じゃ、答えを見てみよう。あら、(え)よ。なぜかしら。」

ふたりで考える。でも、それでよかったと私は思います。その時間は、息子にとっても、家内にとっても、そのときだけの大事な時間だったからです。

お子さんといっしょに勉強してみませんか。教えるのではありません。いっしょに勉強するのです。お母さんの方が早く解けていいのです。
「え、まだわかんない? ちょとはママを尊敬した?」
そんな感じ、いいなあと思うのですが。

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第4回 いつチェックするか

しばらくお休みをしていましたが、また再開です。お役に立てば幸いです。

子どもと一日にやる課題を相談していたとしても、チェックは必要です。

いろいろと気はせくと思いますが、夕食前なら、お母さんの帰宅後すぐにチェックをしてください。
もし、十分でなければお母さんが夕食の準備をする間に、フォローさせるのがいいのです。

寝る前になるともうぎりぎり。

結局そこから勉強を始めてしまうと、11時、12時になってしまうでしょう。もちろん、やらないのは本人のせいなのですが、それがあまり続くと、決して良い方向には行きません。

ですから、なるべく早めのチェックをしてあげてください。そうすると、子どもたちの動きも、また早くなるでしょう。夕食後であっても、できるだけ早く、というのを忘れずに。

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第3回 家庭での役割

別にワーキングマザーの家庭だけの話ではないのですが、私は子どもたちが家族のために何かをすることをぜひご家庭で決めてほしいと思っています。

子どもはサービスされるだけの存在ではなく、いっしょに家族と生活をするのだから、家族のために何かをするということを小さいときから意識させることは大事なことだと思うのです。

子どもにできることはたくさんあります。お風呂の準備をすること、洗濯物をたたむこと、あるいは掃除。学校へ行って、勉強して、遊んで、塾へいっていればそれでいいということはありません。

いっしょに暮らしている以上、子どもたちが家族のために何かをするということは大事だし、それをやってくれることを親が感謝すれば、子どもたちにとっても自分の存在が認められたという気持ちがさらに強くなるでしょう。

子どもにしてあげるだけでなく、子どもにしてもらうこともぜひ考えてください。