中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

ノート

進学塾は3年生の3学期から始まります。

塾に初めてくる子どもたちに、まず指導しなければなら
ないのがノートの書き方。

小学校では最近、あまり板書を写させないようで、
問題の解き方を説明した後、ノートに写す時間を
作り、見て回ります。

だいたいの子が罫の入ったノートをもってきますが
その罫を意識して書く子は半数くらい。

残りの半分は罫などまったく無視して字を書きます。

「この線さあ、なぜ書いてあると思う?」
「・・・・?」
「この間に書いてくれると、きれいに見えるから、
ここに書いてって教えてくれる線なんだけど。」
「無理!だって、先生、こんな中に僕の字、入んないよ。」

実は、私、これに言い返せないのです。
そうだよね。別に枠にはまんなくたっていいもんね。

だからノート指導は不得意な範囲です。
すぐどうでもよくなっちゃう。

「気が向いたら、入れてみて」

まあ、こういうのが精一杯ですから。

ほめることば

ほめるのはむずかしいとよく言われます。

私は仕事だったせいもあって、子どもをほめることば
が割とすぐに出てきます。

うちの子どもたちが小さい頃、明らかに家内のことばは
辛らつでした。

だから私が後から良く話していました。

「え、そんなことはないよ。良くかけてるじゃない。」
(長男の書いた文がよくわからないといわれて)

「友達と遊びたかったんでしょう。じゃ、夜がんばって
終わらせようね。終わるまでは寝ちゃ、だめだよ。」
(学校から帰ってすぐ、友達と遊びにいってしまい、
予定の勉強が終わらなくて。)

「1回目なんて、こんなもんでしょう。これでまずいと
思ってくれれば、いいじゃないですか。どうやったって
上がるでしょ、2回目は。」
(娘が1回目の合不合で、あまり良くない点数を
とってきたとき)

子どもたちだって、すでに感じていることはたくさん
あるのです。

点数が悪ければ、まずいなあとは思うのです。

だから、そういう子の立場になってものをいってあげて
ください。

明日、がんばろうと思えることば。

むずかしくはありません。だって親が言うんですから。
自分の子だから、何とかする、その前提にたって
言えばいいんです。

子どものころ、言われたかったことば、ありませんか?

OECD学習到達度調査

OECD学習到達度調査が波紋を呼んでいます。

7日に発表された後、7日の夕刊から報道が
始まり、各紙とも悲観的な報道が並びました。

OECD調査は15歳の子どもたちに対して行う
応用力を中心とした調査です。

数学的リテラシー(応用力)
1位→6位

読解力
8位→14位

が特に注目されており、朝日新聞は日本と
フィンランド(読解力1位)のレベル別分布
もグラフで示しています。日本はレベル3
と呼ばれる平均層に多く分布する正規分布
に近い状況であるのに対して、フィンランド
はレベル4という上位に最多層があり、
明らかにレベルの違いがあります。

「ゆとり教育」によるカリキュラムの削減
が明確に影響を与えています。

問題は、それをどう変えるのかということ
ですが、その対策が「全国学力テスト」と
いうのでは抜本的な変革にはなりません。

読解力については「読解力向上プログラム」
を2005年度夏までに文部科学省が策定する
ことになっていますが、まだ具体的な方向
は出ていません。

現状でもパンパンで休み時間を減らしてがん
ばっている公立教育に、何を加えようとして
も時間が不足します。

問題は、ここまで減らされた学習時間を
いかに取り戻すかということです。時間を
確保しなければ、何をやるにしても何かを
削らなければならなくなり、どこかに無理
がまた生じます。

根本的な枠組みからもう一度、議論を始め
ないといけないのではないでしょうか。

参考URL

文部省発表資料

田中貴.net パパママ先生合格術 35回 学力低下