「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

夏期講習1日目

夏期講習が始まりました。

いろいろと準備をしたものの、イメージ通りになかなか進みません。
教える方からすると、これもやっておきたい、これも教えておきたい
とは思うものの、子どもたちが受け取れる力にも当然、限界があるわけで
うんと宿題を出したいのをこらえて、「また明日やろうか」ということで
授業は終わりました。

6年生ぐらいになれば、ある程度受け止めてくれる力はあるのですが、
しかし、それでも限界はあるものです。

だから、子どもたちが受け止められる内容を、教える側はいつも考えながら
授業を組み立てます。

同僚の指導員と、
「結局、終わりませんでしたねえ。」などといいながら、それぞれが明日の授業を
どう組み立てるか、考えているのです。

今日よりは明日、明日よりは明後日、一歩ずつではあっても確実に力がつくように。

ミスが多くなる時期は伸びるきっかけ

今まで、そこそこできていた子どもがミスを連発し始める
時期があります。

これは伸びる前兆。

なぜミスを連発し始めたか?

わかり始めたからです。だから「できた!」と思いやすい。しかし
実はまだ本当にわかったわけではないから、かえってひっかかるのです。

こういう症状が出たら、たくさんの問題を時間内にやらせるということは
控えて、ていねいにじっくり解かせるようにしてください。

問題数を減らすのがポイント。
問題数を増やせば、ミスが増えます。
ミスが増えれば自信がなくなります。

だからていねいに、ていねいに。

理解が進めば、段々落ち着いてくるでしょう。

親がつい、あせってしまいますから、要注意です。

教えるときは怒らない

「まだ、わかんないの?」
「さっき、教えたでしょ!」
「真剣に聞いてないから、わからないんだ」

これは全部、大人の言い分でしかありませんね。
子どもたちからすれば
「わからないものは、わからない」
そう、その通り。
だから何回も教える必要があるのです。

今年の6年生に電気を教えてすでに3回。
まだ、できません。

あと6回くらい教えても、半分くらいわかってもらえれば
いいかも。

実際、難しいんです。

この前、保護者会でこんなお話をしました。

「2年前の4年生の春、割り算をようやくわかった子どもたちが
今は、速さとか場合の数とか、解いてるんですから。大したもんです。
でも、まだ2年ですからね。全部、できるわけないじゃないですか。
一歩、一歩、進んでいきましょう。」

だから、教えるときは怒ってはいけません。
問題なのは、「わからない」って言わなくなるから。

教える方からすれば、「わからない」って言わなくなると
わかるようにするのが一段と難しくなるのです。

「わからない?じゃ、もう一回だ」
一歩、一歩進んでいきましょう。