なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第481回 受け取る方は一人

■ ここのところ、塾はすべての科目の先生が違うのが一般的でしょう。4教科を一人の先生が教える、という塾は本当に数が少なくなっていると思うのですが、実際にはその方が子どもたちの学習効率は上がります。

■ 小学校では専科を除いて一人の先生が担当していますが、これはやはり受け取る方が一人だから、です。つまり子どもに聞く内容の優先順位をつけるのが難しいから、一人の発信から優先順位をつけてもらって指導した方がやはり効率が良いからです。

■ しかし、各教科の先生が違うと国語は国語の先生が言いたいことを言い、算数は算数の先生が言いたいことをいうから、それを子どもの方で取捨選択して考えないといけなくなる。

■ 子供たちは基本的にまじめですから、言われれば応えたいと思うので、だんだんハマってくるところがあるのです。

■ とはいっても高度化した受験内容をすべて教えられる先生はなかなかいないでしょう。だとすると、あとは受け取る側で工夫をする必要がある。

■ お父さん、お母さんが子供の話を聞きながら、あるいは直接先生と話をして優先すべき順序を決めていきましょう。時間は有限ですから。


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過去問を始める時期は4教科同時にする必要はない



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第480回 実は遠回りさせられている

■ 中学受験の勉強は2年間やれば十分です。

■ 中学受験生が今より全然多い時期でもそれで十分間に合ったし、今の問題に比べて決してやさしい問題ではなかったにもかかわらず、みんなそれなりにできるようになった。

■ しかし、少子化で塾経営は大変だから、下へと学年が伸びて、早い時期から塾生を確保するようになってきた。それで1年分長くなっているのです。でもそれだと実はちょっと長すぎるところがある。だから早くから始めて繰り返し復習させようとか、いろいろ考えなければいけない。

■ その中で一番いかんなと思うのは、どんな学校にも対応できるように、全員の子に全部のことをさせようとしている、ということです。中学入試は独自入試だから、目標校が決まれば、入試形式も決まるし、出題レベルも限られる。そこに向けてしっかりやればそれだけでもかなり省力化でき、効率が上がるにもかかわらず、そういうことがされていない。なるべく塾は全員を同じペースで動かしたいからです。

■ なので6年生のこの時期、せっかく一応カリキュラムが全部終わっているのなら、もう不要な復習はやめて、自分の志望校の出題傾向やレベルに合わせた勉強に進んだ方が良いのです。

■ そうすれば、そんなに遠回りをすることはないはず。6年生は特にこれからの3ヶ月をムダにしないように、志望校に向けた勉強に切り替えていきましょう。

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第479回 子どもが思わぬ志望校を口にしたとき

■ 志望校の話をしていた時、子どもが思わぬ学校をクチにした場合があるかもしれません。

■「そこはいくら何でも…」と思ってはみるものの、それを簡単にクチにするのも憚られ、しかし、どのくらい上がるんだろう、と思われることも多いでしょう。

■ 良く偏差値30から合格した、とかいう話を聞きますが、学校の勉強から塾の勉強に入るとき、凄く悪い成績をとることは良くあります。特にカリキュラムの進行が早いので、後から入れば当然知らないことばかりだから、成績が良いということはない。

■ しかし、そこから勉強すればいくらでも伸びる可能性はあるわけで、トップ校に合格する例も当然あるでしょうが、今、そこそこ勉強していても成績が上がらないのに、そんな学校は無理だろう、と思うのは一理あるわけです。

■ でも子どもがクチにした目標を簡単に否定してしまうのはやはり問題があるかと思うのです。

■ 本人が志望校を決めた途端、やる気が変わることは良くありますし、それを認めてあげた方がプラスに動くことはあるわけで、その意味ではまず、狙うことが必要だと思います。

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