なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第107回 試験時間を意識する

■ それぞれの学校は試験の時間が決まっています。例えば算数が50分、理科社会は30分とか。で、この時間を1コマにして、家での勉強をやってみてください。

■ 1コマの時間でどのくらいの勉強ができるのかを体得していく良い練習になります。もちろん時計を見てもらってかまわない。あと15分でどのくらいできるか、みたいなところを過去問以外のことでもやっていくといいのです。

■ 子どもたちはそれほど長い時間集中できるわけではありません。試験時間はその意味では良く考えられた時間なので、この時間を使って集中を高めていきます。暗記テキストの問題あと1ページを残り10分でやる、みたいなことを経験していくことで、自分がどのくらいのスピードで、どのくらいの問題が解けるか、だんだん経験則が出来てくる。

■ そうすると、この問題をやるよりは、こちらの問題に手を付けた方が良さそうだ、みたいな勘もするどくなってくるものです。

■ ほとんどの学校で、入試の合否は総合点で決まります。つまり1点でも多くとった方が良いわけで、残りの時間であと何点とれるか、ということに眼を向けられるようになった方が良い。その意味で、もう入試で使う腕時計を手にして、それを上手に見ながら時間を使い方を覚えていくと良いでしょう。

■ 入試会場に時計があるとは限りません。入試で使う時計を早く決めて、時計を見るタイミングなどを身に付けていってください。

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第106回 着手率と正答率

■ 模擬試験の算数の結果が分かったところで、次の数字を計算してみてください。1つは着手率。例えば小問が20問ある試験で、いったいどのくらいの割合の問題を解いたのか。

■ もうひとつは正答率。これは、まず解答を見ずにもう一度、やり直してもらいます。で、採点してみる。分母はその点数。そして、分子は模擬試験の点数。本来は家で解く問題の方が、実際の模擬試験の点数よりは高くなるので、(これが逆だと家での勉強がどうなの?という問題にはなりますが。)、本来とれるはずの点数のうち、実際にとれた点数がどのくらいの割合であるかを考えるのです。

■ 残りの期間で、数値をあげるべきはこの2つの数字なのです。が、まず優先すべきは正答率でしょう。ここまで勉強してくると、結構できるようにはなっているはずなのですが、しかし、試験になるとミスがでる。間違える。これは、用心深さが足りない、と言え、特に男の子は顕著にこの正答率が悪い。

■ 性格にもよりますが、男の子は調子に乗りやすい。「僕が間違えるわけがないじゃないか。」みたいなところがあるので、ミスをしでかす。女の子は「間違えるかもしれない」と慎重に解く。で、この裏返しは着手率になります。正答率が上がると、慎重になるから、当然、着手率が下がりやすい。

■ ただ、着手率を上げて、正答率が下がると合格点はとりにくくなる。まずは、正答率を上げる。試験で取った素点が後でやり直した点数に近くなれば、ミスは減ることになるわけで、まずこの数字を上げていくために、いろいろなルーティンを試してみる。計算を見直す。問題文を確認する。もっといえば、「こんなに簡単でいいか?」というような考え方も多少は持っている方が良いでしょう。

■ 正答率が上がってきたら、次は着手率を上げる。で、最終的にこのバランスがうまくとれるようになると、点数は非常に安定してきます。つまり、自分が解けない問題を見分け、解ける問題は確実に解く、ということができるようになると、合格にかなり近づくといっていいでしょう。

■ 過去問の点数がとれない、とか、模擬試験の偏差値が悪い、という状況の場合、次の課題は何かを考えてみるべきです。正答率が悪いのか、着手率が悪いのか。この辺をしっかり見極めた上で、次の対策を考えていくべきでしょう。

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第105回 冬期講習にこだわらない

■ 最近は講習を申し込む、というシステムはほぼなくなりました。だいたい通常講習にセットされているし、コースが決まっているから、特に選択肢もない。引き落としの日も決まっているから、まあ、そのままで、ということがほとんどだろうと思います。

■ ただ、冬の勉強の仕方は本当にそれでいいか?というとそうではありません。

■ その時に何が課題になるのか、まだ明確ではないからです。例えばその時期に、知識の暗記が間に合っていないとすれば、そこに力を入れなければならないし、過去問が不十分なら、それに時間をとらないといけない。

■ 娘の時は、過去問をさぼっていたので、冬期講習はナシ。そのまま最後まで過去問をやり続けました。まあ、最後で何とか間に合った、という感じでしたが、油断も隙もあったものではない。だから本人の課題がどうなるかによって、冬の過ごし方は変えて全く問題はないのです。

■ 冬期講習や面接特訓、あるいは正月特訓などまあ最後の追い込みで塾のコースはいろいろバラエティーには富んでいますが、それが本当に必要なのかは、考えておいた方が良いでしょう。これから2カ月先に起こることなど予想はできない。ただ、そのときになって初めて「優先順位」が決まる部分があります。

■ 直前に受験する学校が新たに決まって、過去問をやるなどということも起きるかもしれないから、あまり講習にこだわらず、自在に勉強をやることを念頭に置かれていると良いでしょう。

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