投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

勉強量はやれる時間で決まるので

多くの塾は、すべての子に同じ教材を出しています。だから、基本から応用まで網羅されている。

しかし、これを勉強するにあたっては、いろいろ個人差が出てきます。基礎はもうそこそこでもすぐできるから、あとは応用に力を入れるという子もいれば、応用までなかなか手が届かない子もいる。

で、塾は1列に並ばせますから、当然、上に行こうとすれば、全部やらないといけなくなる。

しかし、やれる時間は決まっています。

なので、それぞれの子どもがやれる時間の中で、優先順位を決めていくしかない。

ただ、受験の目的は、組み分け試験ではありません。やはり志望校に合格することですから、そちらにそろそろ目標を絞っていく方が良いのです。

勉強できる時間は限られているので、その中で、何を優先すればいいのか。

そろそろ志望校に的を絞って考えても、良いのではないでしょうか。



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集合塾の学校別対策授業で過去問をやらない理由

志望校の出題傾向に合わせた特別コースを組む塾がいくつかあります。

残念ながら首都圏の場合、どうしても2月1日校に限られるところが多いが、それを見越して2日校や3日校を設定する塾も別にあります。

で、これらの塾は、当然集合授業をするので、全員が同じことをやる。

そのとき、過去問を取り扱うか?と言えば、扱わない塾がほとんどです。

なぜか?

先に過去問をやっている子どもたちがいれば、当然有利になる。また、やるな、と言われてもやることが可能である以上、100%にはならない。

だったら、過去問はやらずに似た傾向のプリントを作ってやる、ということになるのです。

だから、過去問は塾ではやらない。過去問はいずれ、家庭任せになるのです。

ウカウカしていると、そのうち「まだやってないんですか?」と言われてしまう。やることが多いから、そこまで手が回らなくなるからです。

なので、過去問は先にやって何も問題がない。つまり、学校別対策の塾ではやらないから、です。

それよりも早く手をつけて、対策を深掘りしていくことをオススメします。


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塾は親を競わせたい

大手塾は、子どもたちを1列に並べたがります。

で、これはなぜかと言えば、塾は親を競わせたいから。

子どもを競わせたいのではないのです。子どもたちはまだ、ノンビリしたもので、そんなに目くじらを立ててどうのこうの、という動きにはならない。

だから、親を競わせる。そのために、1列に並べて、組み分けをし、席まで決めるのです。

で、そんなことは、大した問題ではない、となかなか言えない心理を突かれている。

だから、みなさん必死になって、子どものお尻を叩くようになる、わけです。

私はそろそろ、そこからちょっと距離を置いて、子どもたちが自分の志望校に向けて、ストレートに狙うやり方に切り替えていくべきだと思っています。

後々、親子関係に深刻な亀裂が生じないとも限らないので。



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