投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

これは出ないんじゃない?

過去問をやっていくうちに、だんだん志望校の出題レベルというのがわかっていきます。

そうすると、塾で勉強するテキストの問題の中には、「ああ、これは出ないな」と思える問題も出てくるものです。

そういう問題を勉強すること自体は悪いことではないが、優先順位はあまり高くはない。

受験勉強というのは、合格するためにやるものだから、志望校に良く出る問題がしっかりできるようになってくれればいい。

各中学校の先生に対策のやり方を伺ってみると、ほぼみなさん「過去問を勉強してください。」ということになるのですが、過去問のような問題しか出さないので、やる問題を整理して勉強してほしい、ということなのです。

だから、摸擬試験で出てくる問題も、志望校の出題傾向やレベルがわかってくると、「ああ、これはやらなくてもいい」という判断がだんだんできるようになってくる。

子どもがやらなくても、お父さん、お母さんが整理してあげるだけで、勉強の負担はぐっと下がります。

組み分け試験には出るから、と言って勉強していることもあるでしょうが、あまりそこにはこだわらず、やはり志望校を意識した勉強を優先してください。



受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
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負担軽減を考えないと、きりがない



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塾は、自分でしっかり勉強できるようになってから、で良い

受験勉強はしっかりやらないといけません。

6年生のこの夏は、当然がんばらないといけない。夏期講習も長いが、それだけで済むものではない。家でコツコツと勉強しないとなかなか力はつかないものです。

で、さすがに6年生になれば、体力もそれなりにはつき、志望校も決まって、本人もそれなりの覚悟で勉強はできる。(まあ、それなりというところはありますが、しかし、しっかりやっている子もいます。)

が、それが2年生の春からやるべきことなのか、というのが問題なのです。

子どもたちの負担が大きくなりすぎているのは、この時間の問題。4年間という期間はやはり途方もなく長い。

しかもまだ子どもたちの意識はそれほど高くない。そこを無理矢理競争に持ち込まれて、親や先生からお尻を叩かれる。すんなりペースにのれる子もいるでしょうが、そうでない子は、ただ早く始めただけで、妙な劣等感を持つようなことになりかねないのです。

受験勉強ですから、当然、がんばらないといけない。5年生、6年生になれば、大いにがんばってもらいたいのだが、それ以外の学年は、もう少し他のことをやる時間をやはり多くしないと、子どもの教育上バランスが悪い。

勉強がしっかりできるようになってから、がんばって力をつける、で良いのです。


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家で勉強しない子

家で勉強しない子は、まだまだ減らないかもしれません。

家に帰ってきて、テレビを見たり、ゲームをしたり、やりたいことだらけ。だって塾に行ってるんだから、もういいでしょ?みたいな感覚があるのです。

だったら個別指導にでも出そう、というので、塾に行く日が増える。

しかし、それで本当に勉強しているのか、といえば、そうとは言えないところがある。毎日のように塾に通った子どもの成績が上がるかと言えば、多分そんなことはない。

勉強は本人がやらない限りできるようにはなりません。

塾に行こうと、家にいようと、本人が勉強しないと成績は上がらない。

だから、勉強する意思をまず引き出さないといけない。

そして15分でも30分でも、集中して勉強する時間をまずつくることです。

そこでわかれば、多少なりとも面白くはなってくる。そういう少しずつの積み重ねをしないと、なかなか家で勉強するようにはならないのです。



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