速さの問題

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2012年雙葉中学の問題です。


太郎と次郎がAを出発してFに向かいます。AからBまでとDからFまでの距離の比は7:8です。CからEはロープウェイで、その速さは分速380mです。ロープウェイを使ってFまで行くと、C-E-Fの距離の合計は10.68kmです。

(1)太郎は午前8時にAを出発し、ロープウェイには乗らずにすべて歩いて午後2時45分にFに着きました。途中、Bで10分、Cで40分、Dで5分休けいをとりました。太郎の速さは平地は分速66m、上りは分速42m、下りは分速126mです。Bに着いたのは何時何分ですか。

(2)次郎は午前9時にAを出発し、Bまでは太郎と同じ速さで歩きました。Bでは休まずに分速30mでCまで上り、Cではロープウェイが発車するまで45分休みました。ロープウェイに乗ってEに着き、分速88mで歩いたら、太郎と同時にFに着きました。ロープウェイに乗っていたのは何分間ですか。また、EからFまでは何kmですか。


(解説と解答)
(1)BからCまで分速42mでいくと、4200÷42=100分です。
また3.15kmを分速126mでいくと、3150÷126=25分です。
行程は14時45分-8時=6時間45分で、休憩時間の合計は10+40+5=55分ですから、平地を歩いた時間は
405分-55分-100分-25分=225分です。
AB:DF=7:8ですから225÷(7+8)×7=105分がA~Bにかかった時間なので、
8時+105分=9時45分にBに着いたことになります。
(答え)9時45分

(2)
次郎はAを9時に出発していますから、Bを10時45分に出て、4200m÷30m=140分=2時間20分なので、10時45分+2時間20分=13時5分にCに着きました。そこで45分休憩したので、ロープウェイが出発したのは13時50分です。
14時45分にFに到着するためには、14時45分-13時50分=55分で行くことになります。
D-E-Fの距離は10680mです。全部分速88mで行くと88×55=4840mですから10680-4840=5840m不足します。
したがって5840÷(380-88)=5840÷292=20分がロープウェイの時間です。
次郎君は55分-20分=35分歩くことになりますから、88×35=3080mがEからFまでになります。

(答え)20分 3080m

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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