■昔は、小学校の先生の中でも「私は中学受験には反対です。」と保護者会などではっきり言う先生がいました。そのころは、まだ調査書が普通の時代でしたから、親にとってはこれは戦々恐々とした雰囲気になってしまう。実際に、「私は調査書は書きません。」と言い張る先生もいて、なかなか大変だったことがあります。
■今は、そこまでの先生の話を聞くことはあまりありませんが、それでもやはり「中学受験には反対」と考えている方が少なくないでしょう。この気持ちは良くわかります。小学校は別に塾のようなクラス分けができているわけではない。初等教育は基本的に「多様な子がいることを実感させる」こともひとつの狙いであるからです。しかし、塾ではそういうことはないわけで、その「不合理さ」みたいなものを子どもたちが感じてしまう。まして中学受験の塾ではどんどん先に進んでしまって、学校の勉強なんか「チョーカンタン」だと思っている子は多いので、その中でクラス運営をすることの大変さはなかなかだと思います。
■だから、その先生に対しての気持ちは保護者には持っていてほしいと思うのです。調査書は必ず書いてもらえるものですし、受験をすることもまったくの自由。自由だから「やっていいだろう」的な考えであると、やはり衝突するし、それはそれで子どもの生活にも影響する可能性があります。
■あくまで、その先生の大変さを慮っていただければ良いと思います。そして、しっかり話をする。家庭としては中学受験を選択したのだから、理解してもらわずともやはり協力はしてもらえるように動いていくべきだろうと思います。
■私が中学受験をしたときは、中学受験自体が少なかったので、その話になったとたん、今度は校長先生が「よし、僕が面接の練習をしてやろう」という話になりました。当時は男子でも面接をする学校がたくさんあったので、突然、校長室に呼び出されたときはびっくりしましたが、応援してもらってるんだ、というのは子ども心にも励みになりました。子どもたちが小学校に通う限り、学校の影響は少なくないので、学校の先生とも良い関係を築いてください。
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