模擬試験(2)

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これからいろいろな塾、テスト会で模擬試験が行われます。全ての学校を対象にして合否判定を出す総合模擬試験もあれば、学校を絞ってその学校の傾向にあわせて出題する学校別模擬試験もあります。

まず総合模擬試験については、1種類のテストを3回、もう1種類のテストを1回ないし2回受験すると良いでしょう。

1種類のテストを3回というのは、その流れを見通すためです。上昇傾向なのか、停滞傾向なのかをつかむことは大事でしょう。ただ、子どもたちの成績は上がったり下がったりという推移が割りと多いので、むしろひとつひとつの試験の出来を見ながら、どういう点を修正していけばいいか、考えるとよいでしょう。

学校別に関しては、1回、2回受験されてもかまわないと思いますが、日程をみながら上手に組んであげてください。ただ、学校別の場合、受験者数は当然少なくなりますから、過去問の延長線上で考えると良いのではないでしょうか。

これも同じように、どこをどう修正するか、という点を一番大事にしてください。

合否判定についていえば、どちらの試験も参考程度と考えてください。くれぐれも絶対視しないことです。まだまだ、伸びる時期でもあるし、またそれが入試本番ではないことも事実です。もちろん、参考となるところはいっぱいありますから、それを次の勉強にどう生かすかということを考えてください。

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