第23回 親がまず志望校の学校別傾向を熟知する

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■ 以前、入塾されてくる保護者の方初めてと面談をするとき、

「どこを狙われますか?」

と伺っていました。

■ 成績の問題があるので、みなさん、明言しにくい部分はあったとは思いますが、それでも思いのある学校の名前を口にされていました。私はこれがないと、次のプランニングが立たないので、とにかく具体的な志望校がほしかったのですが、たまに「まだ決まっていない」という方もいらっしゃったので、「では、なるべく早く決めてください。そのあとまた面談しましょう。」とお話していました。

■ 中学受験は、すべての学校が独自入試です。しかも明確に学校別の傾向がある。問題の難度にも違いがあります。やさしい問題を出す難関校もありますから、問題の難度と合格の難度は違うのです。

■ したがって、どんな勉強をすればいいのか、はまず「入試問題を知る」ところから始めなければなりません。だからまず保護者のみなさんが、「志望校の問題」を解いてみればいいのです。

■ 別に解き上げる必要はありません。解答、解説を読みながら、どんな問題が出るのか調べてみましょう。メモをとられてもいいかもしれません。

■ そうすると、今のお子さんに何が必要なのか、も次第に見えてきます。その力が今後ついていくのか、これは保護者のみなさんがしっかり考えておかなければいけないことでしょう。

■ 最近は、今年の入試問題の解答、解説が出版されるタイミングが早くなってきました。先日書店に行ったら、もう数校、今年の問題が出ていましたね。全部そろうのはやはり6月前後になるでしょうが、一度解いてみられると良いと思います。

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