6年生になって初めて、模擬試験を受ける子もいるでしょう。
これまでは塾のテストはたくさん受けてきたでしょうが、まったく知らない人の中で、違う塾の試験を受ける、というのは非常に良い体験です。
入試では周りは知らない子であることが多く、その分緊張しやすいところがあるので、やはりこれは練習するに越したことはない。
で、結果が返ってくると、点数が良くない場合もあるでしょう。
しかし、偏差値や合格可能性はひとまず置いておいて、しっかり復習しましょう。そして子どもと一緒にこれが解けるようになるにはどうすればいいか、を具体的な勉強法に落とし込んでいくのです。
例えば時間が足りない、と言って急がせても結果は良くなりません。
私が良くやるのは時間を計る方法。一問一問解く時間をストップウォッチを置いて計り、記録するのです。ただ記録するだけですが、そうすると、概ねこのくらいの時間がかかる、ということは分かってくる。
例えば50分の試験で10題、小問で20問あるとすると、小問1問について2.5分の時間がかかるわけですが、それが5分かかっていれば半分しか解けないので、現状の点数は当たり前、ということになります。
ただ、それが4分になってくると12題は解け、正解率が100%であれば60%の得点になります。さらに3分になれば、16題ですから、正解率90%でも7割の得点になる計算になる。
だから、記録を作っていくことで、意識を時間に向けていけば良いのです。決して急がせてはいけない。ただ、記録を取るだけです。でも、必ず速くなっていきます。
そういう勉強法を編み出すためには答案が大事なのです。偏差値表にはそれが出てきません。しっかり問題を復習しながら、目標の点数をとるための工夫を少しずつ加えていきましょう。
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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