残りの時間が少なくなってきて、いろいろ手を親は考えるわけですが、その割に本人がその気になっていない、というのはよくあることなのです。
実際に、子どもたちにとっては初めての受験ですから、その緊迫感はよくわからない。
お兄ちゃんやお姉ちゃんの受験を横で見ていた子でも、結局は自分の受験ではないから、そこまで緊迫感はないのです。
一方、親の方はいろいろなことを考える。考えるから、また心配になって手を打ちたくなるわけですが、そう簡単に子どもに伝わらない。
しかし、伝わらなくてよい面もあるのです。
実際に子どもたちが焦り始めると、いろいろ反応が変わってくる。特に結果を怖がり始めると受験にならなくなるところもあるのです。
だからここは、本人に多少なりともペースを合わせていくしかありません。まあ、会場で頑張るのは本人だから、本人に期待しましょう。
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