第459回 やれることはまだある

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■ これまで受験勉強をしてきて、なかなか解決していない問題があるでしょう。

■ 例えば、文章を読むのが遅いという子がいます。随分練習はしてきたのだけれど、それでも過去問をやってもぎりぎりか、間に合わない。模擬試験にいたっては結構空欄になる問題が多かったりする。

■ 模擬試験は差をつけるために問題数が多めになっているので、あまり気にしなくても良いところはありますが。それでもやはり間に合わないから偏差値は低くなるでしょう。

■ ただ、時間が足りなくても正解率で互すことはできる。できなかった問題があっても、手をつけた問題が全部できていればそれなりに点数にはなるはずです。

■ だから慌てさせない。むしろ確実に正解を導けるように練習します。

■ 知識が覚えられなければ、まだ時間はあるのだから、しっかりやる。例えば九州地方について考えてみると、だいたいキーワードは40ぐらいに絞られるのです。だからまだ充分に覚えられる。

■ 最後の最後までやれることをしっかりやることが大事です。もちろん全部終わるわけではありませんが、やれることをちゃんとやれば良いのです。


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