偏差値はいろいろ

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塾が違えば、模擬試験も違い、当然のことながら偏差値の付き方も違います。

一般的に言えば、集団の平均が偏差値50で、それが正規分布に近い形で分布することを前提に偏差値が決められるはずなのですが、集団の特性によってずいぶん違いが出てくることはあるわけです。

例えばあまり大きな差がついていない集団だけで偏差値を取れば、偏差値1の差が大きくなるし、正規分布に近くなれば偏差値1の差はそれほど大きな違いではなくなります。

ある学校の合格偏差値がある塾では60だったのに、55である塾があるかと思うと65になっていたりすることもある。当然受験する集団が違うし、塾が持っている過去の合格者データが違うから、そのくらいの差がついていたとしてもあまりおかしくはない。

まあ、優秀な子が集まっています、みたいな偏差値の付け方をわざとするところもありますが、それも過去データが積み重なってくれば、それなりの信憑性も出てくるでしょう。

ただ、まあ、やはり偏差値はいろいろであるので、それで予想してはならない、と思うのです。

偏差値は上げるものであり、変わるものである。

その子の位置が変わらない、という前提はまったくおかしい。この子は55だから、と決めてしまわないようにしてください。

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