第213回 模擬試験を見直す

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■ ここにきて、いくつかの模擬試験の答案がたまってきているでしょう。それをもう一度見直してみてください。本来であれば、それぞれの試験の中で目立った失敗をメモしておいてもよいかもしれませんが、別に今からでも遅くはない。多少時間が経っていた方が冷静に見直せるかもしれません。見直して何を失敗したのか、もう一度確認するのです。

■ 模擬試験は、もちろんそのときの力を見極めるために受験しているわけですが、しかしミスの傾向も結果として現れます。これをそのままにしておいてはいけない。具体的にどういうルーティンを行うことによってこれが防げるのか。ただ注意しなさいといってもうまくいかないのです。

■ 子どもたちの様子を見ていると、一番多いミスはやはり「問題を読み違える」です。どこでどう読んだのかわからないが、例えば「間違っているものを選びなさい」となっているのに、自分で「正しいものを選びなさい」と読んでしまっている。ちょっと確認すればいいものを、「あれ、おかしいな」と考えているうちに時間が経っていたりするわけで、どのタイミングで問題を見直すか、決めておけばいい。

■ 答えが出たら、もう一度問題を見る、も大事なステップです。実際にミスは「できた」と思うときに出やすい。もう答えがでてうれしいし、次の問題に行きたくて仕方がない。そこで後一手間いったものを跳ばして間違える。そういうことが模擬試験の答案にちゃんと書いてありますから、これを試験のやり方に取り入れていく必要があるわけです。

■ 子どもたちといっしょにどうすればこのミスが防げたか、考えていってください。ただしつい怒ってしまいがちになりますから、冷静に、笑顔を忘れずに!

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