第173回 次は負けないぜ

Pocket
LINEで送る

■ 入試後のデータを見せてもらうと、やはり同点のところに10人ぐらいはいるものです。だから一番密集しているところは5点で50人ぐらいはいることになるわけで、それが実は算数1問の違いだったりするわけです。

■ つまりは、僅差の勝負ということはそういうことなので、そんなに力的には違わない。しかし、やはり順位をつけて並べて、この点数が合格点と決めた瞬間、合格者と不合格者に分かれる。これが入試です。ただ、なぜここで決めるかといえばその学校の定員があるからで、もっと多い人数の学校なら違うかもしれないのです。

■ だからそこにあまり絶対的な価値を置かない方が良い。これは合格した子どもたちにも言えること。何か特別なことをやったような気になるものだし、その側面は否定しないが、しかし、だからといってその後もずっと同じであることはないわけです。

■ 僅差の勝負で始まった学校でのポジションは、6年後にどういうことになるのか。合格ラインを越えなかった子どもたちも6年後にはまた違うポジションにいるわけで、だから絶対的に見てはいけないのです。

■ 同じ学校を目指して残念だった子どもが、合格した友だちに「次は負けないぜ」と言ったことがありました。そんな気持ちを持ってくれればいいのではないか、と思います。

■ でも、言った本人は6年後、それをすっかり忘れていましたが・・・。

===========================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

まだ試験を受けるのなら
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

2月3日は忙しい
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


Pocket
LINEで送る