第111回 何とかするのは子ども

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■ 入試まで押し迫ってくると、親としては「何とか成績をあげたい」とか「何とか合格させたい」という気持ちが強くなってきます。

■ その結果として家庭教師を頼んでみたり、あるいは個別指導、塾の特別授業のはしご、なんてことが起こってきたりするわけですが、しかし、冷静に考えてみると、実は何とかするのは「子ども」でなければいけない。

■ 入試を受けるのは子どもたちですし、力をつけなければいけないのも子どもたち。だから、子どもが何とかしたいと思っていないのに、親が何とかしたいと思っても、これは空回りするだけです。

■ ここからは、親は気持ちとして少し後ろに引いた方が良いでしょう。もちろん、出願は親がしなければいけないし、受験会場にも送っていかなければいけないが、いったん会場に入れたら、もう後は子どもたちががんばるしかないわけだから、その意味では子どもが自分の力を頼るようにしなければいけないのです。

■ 結局のところ、入試まで自分で勉強してつけたその力で勝負をするのだから、それをじっと見守ろうという姿勢が一番子どもの成長にはプラスになります。

■ 小学校受験のように、お母さんが子どもを引っ張っていく、というイメージは持たないようにしてください。来年の4月から、みんな大人料金ですから!!

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