目標を達成するためにスケジュールを決める

学習の目標を立てるとき、「この問題集を1冊やりきる」と決めることがあります。

ただ、目標を決めただけでは、なかなか実行には移せません。まず必要なのは、その問題集がどのくらいの量なのかをはっきりさせることです。ページ数でも問題数でもかまいません。とにかく、全体量を数字でつかむことが大事です。

たとえば30日間で終わらせるなら、全体のページ数や問題数を30で割れば、1日に進める量が見えてきます。1日5ページなのか、10問なのか。そこまで決まると、今度はそれにどのくらい時間がかかるかも考えられます。

もし1日分をこなすのに途方もない時間がかかるなら、その計画は現実的ではありません。その場合は、30日ではなく50日にする、あるいは全部ではなく奇数番号の問題だけにするなど、目標の立て方を変える必要があります。

そして、ここからが一番大事です。

1日分の量が決まっていても、それをいつやるのかが決まっていなければ、計画は進みません。「今日は5ページやる」と思っていても、その5ページに90分かかるなら、その90分をどこに入れるかを決めておかなければならないのです。

時間を決めないままにしておくと、「ちょっとテレビを見てから」「少しゲームをしてから」となり、そのうち勉強の時間はなくなってしまいます。

だから、目標を達成するためには、やることを決めるだけでなく、やる時間をスケジュールに入れることが必要です。

todoリストを作ってもなかなか進まない、ということがあります。これは、やることは書いてあっても、やる時間が決まっていないからです。逆に、todoリストを書かなくても、スケジュールの中に勉強時間を入れてしまえば、自然に進められる場合もあります。

大事なのは、「何をやるか」だけでなく、「いつやるか」を決めること。

その時間は集中して勉強する。決めた時間に、決めた分だけ進める。その積み重ねが、やがて大きな力になります。