学校によっては自由記述や作文の問題を出題するところもあります。
こういう問題は正解があるわけではない。ただ、自分の言いたいことがしっかりしていて、それがしっかり伝わるかどうか、という力を見ることになるので、案外、文章の読解問題よりも国語力が明確になる部分はあるのです。
ただ、それが主観的な部分にならざるを得ないのも事実。ある先生が「この子はおもしろい着想力がある」と考えたとしても、他の先生がそう思うかどうかははっきりしない。
したがってどうしても定量的な問題になった方がわかりやすい、ということになるのです。
しかし国語の読解に関して言えば、正解が揺れるぐらいだから、定量的な部分も多少あやしいところはある。
だったら、もっと自由記述の問題を増やしてみるのも悪い手ではないとは思います。
実際に子どもたちの作文を読んでいると、明らかにその力の違いが感じられる。そしてまた、練習をさせるとそれなりにしっかり書けるようになる。
で、文章を書く力は今後、中学に入ってからもかなり重要な力となるわけだから、これを鍛えておくのは悪い話ではないし、学校にとってもプラスになることではあるのです。
本当は採点の時間を気にせず、もう少しゆっくり子どもたちの答案を見てあげることも大事なことだと思うのです。でも、今はとにかく発表が忙しい。
急がないと他校に手続きされてしまうから、というのはその通りなので、まあ、ここが痛し痒しというところなのですが。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
難しい問題から手を引く
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