過去問の演習を増やせば、何が良く出るか体感できる

過去問の演習が増えれば、それだけ学校別傾向を体得することになります。

そうすると、何が出て、何ができなければならないのか、子どもたちでも判断ができるようになる。

じゃあ、これができるにはどうすればいいか?という発想が出てきて、じゃあ、ここをもう一度復習しよう、とか、ここを覚えよう、ということに繋がります。

中学受験の範囲は「小学生でもできる」ということになってしまっていて、その幅はどんどん広がっています。

ということは、すべての学校に合わせれば途方もないことになってくるわけで、ここはやはり志望校別の対策に絞った方が効果は上がります。

学校別対策の深みを増すことの方が、手を広げるより大事なことなので、最後ここに注力していける体制を整えることが必要でしょう。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月29日の問題(平面図形)

1週間無料公開されています。


合格祈願で風邪をひかない

いやいや、結構みなさん、最後は神頼み、みたいなことになるのですが、これがまた曲者で。

かつて「その学校は方角が悪い」と言われた保護者の方がいて、まあ、かなり気にしてましたが、最終的には見事子どもが合格していきました。

方角が悪い以外にもいろいろ、難癖がついたりするのですが、最終的に頼るのは子供の力以外にはないのです。

だから、神仏占い、一切不要。

良く初詣に行ってお守りをもらってこられたりしますが、決して子どもは一緒に行ってはいけません。ちょっと並んだらもう風邪をひく可能性だってあるのです。

コロナもインフルエンザも油断大敵。

ということで子どもたちの力を信じましょう。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月28日の問題(立体図形に関する問題)

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来年の塾をどうするか?

新5年生、新6年生はそれぞれこの次の学年の内容を再考すべき時期です。

新5年生は、これから入試で出る内容を本格的に勉強する段階に入ります。塾によってそのカリキュラム進行は異なりますが、やはりここでこのままのペースで大丈夫なのか、もう一度考え直す必要があります。

基礎の学習が上滑りすると、本格的に応用に入った時に崩壊します。したがって、今のうちに基礎が十分でなければやり方を考えないといけない。

特に塾で偏差値40以上になっていなければ、やり方を考える必要があるでしょう。

一方新6年生は志望校を軸に塾を考えていく必要があります。

例えば行きたい第一志望は決まっていて、その対策が十分であるのか、自塾を検討する必要があります。

首都圏の多くの塾では御三家をはじめとする2月1日校は学校別特訓の授業を運営することが多いですが、それ以外の学校は十把一絡げでまとまってしまうことが多い。

しかし、それぞれの学校にはそれぞれの出題傾向があるので、そこをある程度意識した対策を組んでいかないと、出ないことまでやらされ、かつそれで成績を決められるから、本人のモチベーションが上がりにくくなる可能性があります。

ですから、その内容をしっかり吟味する必要があるのです。

最近、転塾の多い時期は第1位が5年3学期、次が6年2学期、第3位が4年3学期となっているので、このままでよいか、これから2か月の間に慎重に判断をする必要があります。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月27日の問題(平面図形)

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