偏差値表に気をつける

受験後半では多くの方が利用する偏差値表があります。

縦軸が偏差値、横軸が受験日という表ですが、使い方には注意が必要です。

これは大人でもそうですが、上の学校ほど「良い」学校と思い込んでしまう傾向があるからです。

入学が難しいというのは、その通りでしょうが、しかし、それが子どもにとって良い学校であるとは限らない。

「偏差値が高くて「悪い」学校があり、偏差値が低くて「良い」学校があるのです。

例えば非常に校地が広くて、なかなか子どもたちの管理が大変な分、生徒が伸び伸びと育っている学校と校地が狭くて子どもをかっちり管理した結果大学受験の結果を伸ばしている学校があるとします。

後者の学校の方がお母さんには人気があるでしょう。その分、偏差値は高くなりやすい。

しかし子どもの大切な6年間がただ受験準備のためにあるのは、あまり感心できる話ではありません。むしろそれ以外の魅力が前者の学校にはあるかもしれません。そういうところはこの表には出てこないのです。

問題は「その学校が子どもにあうか?」という問題です。

偏差値が高くても「合わない」学校に行くと子どもにとっては大変でしょう。下手をすると不登校になってしまうし、いったん外れてしまうと公立ほど手厚くはありませんから大変苦労することにもなりかねません。

この表はひとつの参考にして、学校選びは自分の目でしっかり学校を見据えて「わが子に合うか?」を考えて選んでください。

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塾風

学校に校風があるように、塾にも塾風?があります。

例えば子どもを意識的に競争させる塾もあれば、競争からちょっと距離を置いてひとりひとりをていねいに教える塾もあります。

それぞれにメリットがあり、それぞれにデメリットがあるわけで、どの塾も万人に向くという訳ではありません。

競争を強いられて、それがストレスになり、勉強が嫌いになる子もいる。一方で、多少ほっといてもらった方が自分なりに勉強ができていい、という場合もあるでしょう。

合格実績というのはもちろん気になることではありますが、塾風が子どもと合うか合わないかの方がもっと影響が大きい。

合わない塾でいくらやらそうと思っても、なかなか伸びないのです。

この見極めは実は親しかできない。

塾の先生がそれをするわけではありません。

半年やって、あまり成績が良くならない、ということであれば、そのまま続けても効果は薄いと判断した方が良いのです。

実際に塾風が子どもの性格に合って、のびのびと勉強できるようになった子どもたちはたくさんいます。

この辺はそろそろしっかり見極めた方が良いでしょう。

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溶解度に関する問題

2017年東洋英和中の問題です。


各温度の水100gの入ったビーカーを3つずつ用意し、それぞれにミョウバン、食塩、ホウ酸を軸溶かして水溶液をつくりました。次の表はそのときの溶け残りの重さです。
 各問いに答えなさい。ただし、温度が変化しても水の体積は変わらないものとします。

20170422t001

(1)
それぞれ40℃の水溶液の上澄みを10m取り出し、重さをはかりました。重さの関係として正しいものはどれですか。次から選び、番号で答えなさい。
1 ホウ酸水溶液、ミョウバン水溶液、食塩水の順に重い。
2 食塩水、ミョウパン水溶液、ホウ酸水溶液の順に重い。
3 ミョウパン水溶液、食塩水、ホウ酸水溶液の順に重い。
4 3つの水溶液の重さは等しい。

(2) 60℃と80℃のミ・ヨウバン水溶液を用癒し取り出し、重さをはかりました。重さの関係として正しいものはどれですか。次から選び、番号で答えなさい。

1 60℃のミョウバン水溶液のほうが重い。
2 80℃のミョウパン水溶液のほうが重い。
3 2つの水溶液の重さは等しい。

(3)20℃の食塩水に同じ温度の水を加えて食塩をすべて溶かしたいと思います。少なくとも、あと何gの水を加えればよいですか。小数第2位を四捨五入して答えなさい。

(4)ミョウバン30gと食塩30gの混合物があります。これを60℃の水100gが入ったビーカーに加えてかき混ぜました。その後、この水溶液をゆっくりと20℃まで冷やしていきました。ただし、ミョウバンと食塩をいっしょに溶かしても、それぞれが溶ける量は変わらないものとします。
① この水溶液のようすとして正しいものを次から選び、番号で答えなさい。
 1 60℃の時点で溶け残りがあった。
 2 60℃から40℃の間で結晶が出始めた。
 3 40℃から20℃の間で結晶が出始めた。
 4 結晶は出なかった。

② 20℃に冷やしたとき、ビーカーの中には何gの結晶がありますか。どちらの結晶もない場合は0gと答えなさい。

【解説と解答】
(1)
上澄みは溶質が溶けています。したがって、良く溶ける順に重くなります。40℃で一番溶け残りが少ないのが食塩でこれが一番溶けます。その後がミョウバン、次がホウ酸です。
(答え)2
(2)
60℃も80℃も溶け残りがありませんから、50gすべて溶けています。したがって溶液の重さは等しくなります。
(答え)3
(3)100gについて50-14.2=35.8gの食塩が溶けています。50g溶かすためには100×(50÷35.8)=139.66・・・より39.7gの水を加えれば良いことになります。
(答え)39.7
(4)60℃の水100gにミョウバン30gはすべて溶けます。また食塩もすべて溶けています。これを20℃まで冷やすとミョウバンは30-11.4=18.6gが溶け残りますが、食塩はまだすべて溶けています。40℃でミョウバンは23.8gしかとけないので、ミョウバンは40℃で溶け残りが出ます。
(答え)① 2 ② 18.6

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