第270回 わからないことに集中する

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■ 子どもたちが受験勉強を続けていくと、だんだんいろいろなことがわかり、いろいろなことができるようになってくるわけですが、一方で相変わらずわからない、とかできない、ということも明確になってきます。

■ 最後、こういうところをどうつめていくか、ということが成績を伸ばすポイントになるのです。できることはまあ、できることが多い。しかし、できないことは相変わらずできないから、できる子に比べればそこで点数を落とすことになる。だから何らかの手を打たなければならないわけですが、現在の勉強のシステムの中で、「できないところをできるようにしていくプロセス」が、明確になっていない場合が多いのです。

■ 授業を受けて、復習して、テストを受けて、できないところが明確になって、その先がない。もう次のことが始まっているから、そこを解決する間もなく、次のことに向かっているのです。

■ だからできないことがいつまでたってもできるようにならない、ところがあります。勉強のプロセスの中で、こうやって「できないところをできるようにする」ということがないと、最後までそこが解決できずに穴となってしまい、成績は伸びなくなってしまう。

■ 今のうちに、そのプロセスを明確に決めてしまいましょう。そちらに時間を割くことの方が大事です。

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5月27日 ”追加”中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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