最近は共学に人気があるので、女子校、男子校の中から共学に変わってきた学校も少なくありません。
しかし一方で、男子校、女子校のまま進んでいるところもある。
で、今年の大学受験の実績などを見ていると、確かに男子校、女子校の成績が良いというのはその通りかもしれません。
今年の東大の合格者数の上位10校は
開成、筑駒、灘、麻布、駒場東邦、桜蔭、聖光、渋谷幕張、海城、学芸大付属ということになるのですが、共学は渋谷幕張と学芸大付属。あとはみんな男子校か女子校です。
で、どうしてこうなるのか？
ひとつにはそれぞれ異性を意識することなく、自分の好きなこと、やりたいこと、やるべきことに邁進している、ということでしょう。
女子校の場合、文化祭で大工仕事が必要であっても、女子しかいないわけだから、自分たちでやるしかない。だから、異性の目を気にすることなく、自分の好きに振る舞ってがんばれるところがあるわけです。
また共学では男子の場合は中学でどうしても女子の方が精神年齢が高い分、圧迫されるわけですが、それがない。多少ださい格好をしていようと、だらしがなかろううと、まあ、別にひんしゅくを買うことはないわけで、そのまま中学、高校を通過していくとそれなりに集中できた強みというのが発揮される部分はあるでしょう。
しかし、だからいかん、という議論も当然あるわけで、だから共学に人気があるのもうなずける。
一般的に女子は共学を好み、男子はあまり関心がない、というのが小学生の傾向ではあるので、男の子は女子にやられないことを考えると、男子校を選んでもいいのかもしれません。
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