わかりやすい文章ばかりとは限らない

中学入試の国語の文章は、別に小学生向けに書かれたわけではありません。

しかし、読解の問題を作る以上、何らかの文章を使わないといけない。したがって、新聞記事だったり、大人向けの文章だったり、何らかの文章を採録した上で、問題を作っているわけです。

ただ、その文章が読みやすいか、といえばそうではない。だから、高校受験の問題ではないの?と思われるような文章になることも当然あるわけです。

で、そういう文章を読んでいると、子どもたちが「何が書いてあるのか、わかりません。」というような反応が出ることがあります。

その場合、まずはいろいろ説明して、最終的には問題に取り組むところまで進めます。

で、そこまで時間がかかるわけですが、この時間はやはりかけないと仕方がない。その積み重ねが、国語経験を増やし、読解力を作り上げる源になるわけです。だから、大変でもしっかり取り組む。

特に論説文は出てくる言葉が難しくなる場合があり、それをひとつひとつ単語を調べていくと、また何が何だかわからなくなる、ということもあるでしょう。ですから、なるべく大人が一緒に読んで、横からどんどん教えてあげた方が良いかもしれません。

5年生が読解の練習をやるときは、特にこの「何が書いてあるかわからない」反応が起きる可能性がありますから、国語の勉強はなるべくいっしょにやってあげると良いと思います。




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第438回  この前やったばかりじゃない!?

■ 子どもたちの勉強を見ていると、この前やった問題ができない、ということはしょっちゅうあります。

■ 土台一度習ったことはちゃんとできる、というような子はあまり多くはありません。そんなのは、理想論でしかない。みんな、忘れたり、勘違いしたりしていて、それを何回か繰り返すことで、ようやくできるようになるものなのです。

■ だからお父さん、お母さんが教えていて、このまえやったばかりの問題ができなかったからといって非難してはいけません。

■ もしそこで怒ってしまうと、子どもは怒られるのがいやだから、わからないとだんだん言わなくなる。

■ わかっていないことでも、わかっているフリをするようになるのです。

■ そうなると、わかっていないことを探すのがまた難しくなる。だから、できなかったらもう一度教えればいい、もう一度勉強すればいい、と考えることです。

■ 決して怒ってはいけません。



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子どもは親の期待に応えたい


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学校に対する思い込みは大事

子どもたちが学校を気に入る理由はいろいろあります。

例えば学校見学に行ったときに、高校生のお姉さんが親切に案内してくれたりすると、もう気に入っていたりする。

そのお姉さんのようになりたい、と思っている方が強くて、学校のことはあまりよく分かっていなけれど、とにかくその学校が良い、と思っていたりする。

スポーツが好きな子は、そのスポーツの練習をしているだけで、何となく気に入っていたりする。しかし、入ってみたら大変、ということも当然あるわけです。

しかし、その理由が例えば脆弱であろうとも、それが子どもたちの受験勉強のエンジンになっていることは間違いない。だから、その理由の脆弱さを指摘するのはやめてください。

そういうのは、決して歓迎されないし、子どもたちがせっかくがんばろうとした気持ちを折ってしまうことになりかねない。

子どもは子どもならではの選択理由があってよいのです。そして一生懸命勉強してくれれば、それはそれで成長の糧になるのだから、決して悪い話ではない。

大いにそういう気持ちを持ってもらうように、むしろ仕向けて行くことが大事だと思います。




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