月別アーカイブ: 2022年11月

第557回 やるべきことは常に再検討する

■ いよいよ入試が迫ってきました。

■ でやることはある程度絞り込まれて、それをコツコツと続けていくというのが基本スタイルで良いのですが、しかし、データは常に入ってくる。

■ 模擬試験、過去問、塾の暗記テストなどなど。その結果を良く見てください。

■ その結果として、「よく出てまだできない」ということに焦点を当てていかないといけない。

■ これが優先順位第一位なのです。

■ 過去問はある程度やっていけば、だんだんわかってくるので、別に全部やらなければいけない、というものでもない。ただ、「よく出て、まだできない」というテーマはすぐに対応する必要がある。

■ したがってやるべきことは常に再検討する、ということを考えてください。


フリーダムオンライン-広報から-
冬期講習のお知らせ

受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
試合をするのは子どもたち


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
同じ問題を解いてみる


慶應進学館
総合的な合否判断



【(株)邦学館からのお知らせ 】
WEBワークスを塾・個別指導でご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内



読んでいただいてありがとうございます。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村



国語も正解率優先で

テストを受けてみると、国語の文章を読むのが間に合わないという子がいるでしょう。

実際に模擬試験は、差をつけるためのテストですから、「あんなに忙しい入試はない」と思うくらい分量があります。しかも1つの問題が5点ぐらいありますから、1問間違えるだけでかなり差がついてくる、したがって文章を読むのが間に合わないということになると、実際に持っている力以下に判定が出てくるでしょう。ある試験では国語の偏差値が60近くあったのが、突然45になったりすることもあるのです。

で、こういうときに「早く読まなきゃ」と子どもが思うと、もっと状況は悪くなります。なぜか?あわてて読むということは良く読まないということになるので、もっと間違えやすくなるのです。実際に普段の授業や過去問をやらせていて、文章を読むのが遅いなと思う子は、「あわてさせてはいけない」のです。

ゆっくり読む子はそれがその子のペースであって、そこから理解が生まれます。そのペースが狂えば、理解が進まないから、もっと点数が悪くなって、さらに自信がなくなります。それが「読むのが遅い」からだと思われて、またあわててやる、したがってマイナスのスパイラルにはまってしまいます。

模擬試験で間に合わなくてもあわてない、過去問が間に合えばよいのです。

過去問でもすべて間に合わなくても、ある程度できれば合格点には届きます。何が得手なのか、何が素の力なのか、良く見極めてあげてください。

勝負は自分の強いところで勝負をさせないと、なかなか勝ち目がありません。弱いところはある程度、弱いと考えて戦略を立てないといけないのです。つまりは「とれるところは確実にとる」ということです。

その子の持っているところをしっかりと見極めて、その上で今後の勉強法を考えてください。

入試はどの科目もそうですが、正解率優先が合格への早道です。



受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
直前期はオンライン


中学受験 算数オンライン塾
11月23日の問題


フリーダムオンライン-5年生の担任から-
塾に行かない中学受験はできないのか



【塾でのご利用について】
塾でWEBワークスをご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内

読んでいただいてありがとうございます。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村



教える先生が感じる合格可能性

模擬試験の可能性よりも、やはり指導をしてこられた先生方が感じる可能性の方が確度は高いだろうと思うのです。

単純に試験の結果ばかりでなく、本人の志望校の入試傾向に対する適性やくせ、性格、そういったものを総合的に判断して、「この子は大丈夫だろう」と思う子はまず合格すると思います。

実際に「大丈夫」と思った子は間違いなく入ることがほとんどです。お父さん、お母さんはそれでも心配されるかもしれないが、塾サイドはまったく心配していません。

逆に大丈夫と思えない子は、やはりいろいろです。模擬試験が良くても「本当か?」ぐらい思ってしまう。そりゃあ、成績が出てくれるのはうれしいが、しかし、本番でそれが出るかの確証が持てないのです。

「大丈夫」と思う子は、その確証があるのです。まあ、よほどのことがない限り、うまくやってくるだろう、と思う。

そういえば、こんなことがありました。

こちらは大丈夫だ、と思っていたのに、算数で大失敗をしてしまった。記述型の学校なので、合格ラインは算数で5割。しかし25点しか取れていない。さすがにこれは厳しいかと思いましたが、合格しました。なぜ?

他の教科がカバーしたからでしょう。つまり25点足りなくても、他の教科で25点取っていればいいわけで、まあ、それができたから合格したわけです。

だから、逆に最後の模擬試験が良いぐらいではなかなか信用できない。もちろん第一志望は受けて良いが、安全校はこの辺で、とそういう気持ちになるのです。

なので、まあ、その辺をご理解いただいて、受験面談に臨んでください。指導する先生はやはり石橋は叩いて渡りたいものなのです。


フリーダムオンライン-広報から-
冬期講習のお知らせ

受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
3年後に私立を出る子どもたち


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
1週間6コマ


慶應進学館
差はどこで出やすいか



【(株)邦学館からのお知らせ 】
WEBワークスを塾・個別指導でご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内



読んでいただいてありがとうございます。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村