月別アーカイブ: 2022年6月

過去問は塾でやらない前提で考えておく

基本的に塾では、過去問を扱う時期が遅いことが多いのです。

これは学校別クラスでも同じです。塾は集合授業である以上、全員に同じことをさせたい。

じゃあ、家で先にやっていいかというと、これも止められることが多い。なぜかというと、一部の問題が重複するからでしょう。

しかし、これはやはりもったいない。別に塾のペースに合わせる必要などないのです。さっさとできるようになってしまった方が良い。

なので、過去問を塾でやる前提ははずしておきましょう。

家でどんどん進んでいかないと、秋に併願校が決まると間に合いませんから。


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第535回 シンプルに狙おう

■ 中学受験の準備が長くなるにつれて、いろいろな問題が出てきます。

■ なかなか自分で勉強しない、成績が思ったように上がらない、課題が多くて子どものストレスがたまっている、習い事やスポーツができないなどなど。

■ しかし、中学受験というのは結局のところ、ほとんどの学校で、当日、入試で合格点を取れば合格するのです。それまでの過程の成績は関係ない。だから、途中の過程で多少悪かろうとそう気を揉まなくても良いのではないかと思うのです。

■ 子どもたちだって遊びたいだろうし、やりたいことだってあるわけだから、それとバランスを取りながらやっていくのが一番。

■ 塾はいろいろ言いますが、シンプルに志望校を狙っていくという考えに徹した方が良いと思います。最後、入試に間に合えば良いのですから。


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英検加点は子どもの負担軽減に寄与するかもしれない


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2つの方法

中学受験は、まず知っておくべきこと、習っておくべきことの履修があって、そこから入試レベルの問題を演習して得点力をつけていく、という2つの段階があります。

で、長いこと中学受験が行われ、新しい問題を出す学校とそれを対策する塾の「イタチごっこ」の結果、まあ確かに範囲は10年前に比べればある程度広がった、ことは間違いないでしょう。

しかし、一方で範囲が増えたから早く始めても、子どもたちの成長がまだ受験勉強に追いついていないという問題があるのです。

だから、早く始めるのであれば、結果を追い求めてはいけない。というのは、まだ子どもたちの成長が追いついていないので、十分に理解できていないかもしれないし、まだ受験勉強そのものに馴染んでいないという場合がある。まだ遊びたい盛りだろうし、語彙や計算力まだまだなところがあるので、それが追いついてから初めて結果が出るようになるから、それまでの間親も子もあまり疲れないようにしないといけないわけです。

ただ、塾は組み分けテストをやって煽ってくるから、成績が出ないと親もがっかりするし、子どももなんとなく気分が晴れない。それが積み重なって撤退という結論が出てしまう場合も最近話を聞くことが増えました。

一方、もうひとつの方法は、子どもの成長に伴って受験勉強を始めるというやり方。

フリーダムはこちらをとったので2年間で完成することになりました。ただ、10年前のカリキュラムと比較すればそれなりに増やさなければいけないところもあるので、カリキュラムの履修は基礎中心、問題演習は志望校対策中心で切り分け、さらにITを使ってワンストップで勉強できるように仕組みを作ったわけです。ただ、それでも自分で勉強しないと当然進まない。が、そこそこ学齢は進んでいるし、目標も絞りやすい段階になっているから、いったん本人に火が付けば、かなり短期間でできるようになってしまいます。

一方で、「本当に間に合うか」と親は心配するから早くから塾に入れてしまう。結局、子どもたちの負担が大きいままになっているので、なかなかやり切れないというところはある。

今までやってうまくいかなければ、再スタートを切ったほうが良いというので、「5年生、スローダウンのすすめ」というお話をフリーダムはしていますが、いずれにしても子どもたちの自信をまず培うこと、やる気を出してもらうことが大事。

子どもは同じところにはいないので、確実に毎日成長している。そこを多少長い目で見ていれば、やはり帳尻は合ってくるものなので、慌てないでいきましょう。


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