月別アーカイブ: 2019年5月

第377回 なぜこうなるの?

■ 算数の過去問をやっていて、過去問の解説を持って質問にくる子がいます。

■ 「先生、この解説、どうしてこうなるの?」

■ こういうように1ステップ、1ステップていねいに考えるのには、時間がかかるでしょう。だいたいの子は、だいたいわかった、で読み飛ばしてしまう。だから、あとからやってもできないことが多い。

■ どう考えると、この問題は解けるのか、ということについてこだわらないといけないのです。どうして、そういう式になるのか。なぜこの三角形の相似を使うのか、そういうこと、ひとつひとつを潰すのには時間がかかります。しかし、かけるだけ後から実りが戻ってくる。たくさん解く、ということばかりに気を取られてしまうと、そういう部分を大事にする勉強ができなくなってしまいます。

■ そういうこだわりをちゃんともって、勉強を進める子は間違いなくできるようになる。だから、せかさずにしっかり考えさせてください。

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早く解けるがミスが多い子と時間はかかるが正解にたどり着く子はどちらがよいか?


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くわしく書く

国語の記述を採点していて、詳しさが足りない、と思うことが多々あります。

例えば登場人物の気持ちを問われて「悲しい気持ち」と答えるとすれば、これは得点としては、ほとんどとれないでしょう。

なぜ悲しいのか?

何に悲しさを感じるのか?

ということが説明されていなければ、答えにはならない。確かにどういう気持ちでしたか?という問題だから「悲しい気持ち」で良いのでは?と思われるかもしれないが、それでは記述問題にならないのです。

ここのところ、学校が記述問題を出す理由は、yes,noとか、単純なフレーズの答えだけに終ってしまう子どもたちが多いからです。なぜ、どうして、あるいは論理的にどうだから、こうなる、みたいな筋道が説明できない、もっといえば考えられなくなりつつある。

それに不安を感じるからこそ、大学入試を変えてまでやろうとしているところがある。やり方はさておき、それが現実であるからこそ、各校はそういいう問題を出してきているわけで、まずは「くわしく書く」ということに重きを置いて練習してください。解答欄をすっ飛ばしてもまずは量を書けるようになる必要があります。

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キッチンタイマー

昨日はストップウォッチを利用する方法をお話したのですが、塾ではやはりタイマーを使うことが圧倒的に多いです。

子どもたちが過去問や問題をやるとき、6年生のこの時期ぐらいから、時間を意識してもらうようにしています。例えば、この問題は5分ね。とか、では国語の記述を10分で、とか。

別に入試の試験時間のためだけに使うのではなく、細切れに時間を区切りながら、少しずつ時間との闘いを意識してもらう。

そうすると、結構短時間に終ったりするのです。

じっくり考えてもらう場合はストップウォッチで時間を計測し、締め切りを意識してもらうためにはタイマーで時間内に終ることを意識する。

それぞれ、上手に利用しながら、子どもたちの時間への意識を高めていってください。

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