月別アーカイブ: 2018年5月

第325回 できないことをどう解決するか

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■ 模擬試験や組み分けテストのデータを整理していくと、やはりここがわかっていないというところが出てくるでしょう。

■ 特に6年生のこの時期は算数で、わっかっていないところをどう復習するか、ということが必要になります。一方で、塾の方は大事なところはすべてやる。このすべてやるが問題ではあるのです。

■ なぜならばできるところもやることになるから。本当はできるところはちょっと置いておいてもいい。だってできるわけですから。それよりもできないことをしっかり修正する必要があるわけです。

■ 子どもたちの問題の練習の結果を見ていると、公式を忘れていたり、解き方を勘違いしたりします。もうそろそろ、そういうところは何とかしてもらいたい、とは思うものの、これまでたくさんのことを勉強してきたわけだからそう全部が全部できるようにはなっていない。

■ ここを修正しないと、やはり得点力は上がっていかないので、具体的にどの分野をどう修正していくか手を打たなければなりません。その意味ではそろそろ塾の授業を離れて、個別の対策をとる時間を考えていった方が良いでしょう。


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子どもはできると思わせるべきだ

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子どもたちは当然、人生経験が少ない。だからつらいときにいろいろ辛抱して努力を続けることはなかなか難しい。まあ、大人でも難しいでしょう。

しかし、自分ができると思っていれば、多少なりとも違ってくる。だから基本的にできると褒めていかないといけない。片目をつぶっても、「できる」と思わせなければ、子どもの意欲はなかなか成長していきません。

その意味で、組み分け試験は最悪なのです。最近の塾はクラスにとどまらず、席まで決めるから自分の順位が痛いほどわかる。

そうなると、褒められる子はそう多くはない。むしろ「できない」と思ってしまう子が多くなる。かつ、それが続けば「どうせ、できないし」という気持ちになってもおかしくはないのです。

だから、小さい時は、むしろそういう状態から引き離しておいた方が良い。わかるか、わからないか、ぐらいにとどめておけば、わかっているときにはしっかり褒めてあげることができる。何番であるか、偏差値がいくつであるか、は本当はどうでもいい。わかればそれで褒める。君はできるなあ、と言ってあげればいいのです。

それでもやがて模擬試験を受けてくると、順位や偏差値にさらされるでしょうが、それでもそこまでに「自分はできるはずだ」という気持ちがあれば、何とか乗り越えられる。しかし、そこまでに打ちのめされていると、
「まあ、どうせこんなもんだから」という感じになってしますから、あまり先が楽しくなくなる。

お父さん、お母さん、先生から「できるねえ」と言われるだけで、子どもの気持ちは救われるところが多々あるのです。

成績のことを多く言うよりも、意欲が持てる言葉をかけてあげてください。

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クラブも抜けられて困る

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サッカーとか、野球とか、いわゆるチームスポーツは、選手が抜けるとゲームプランをまた考えないといけないので、なるべく選手にはやめてほしくはない。

中学受験が近づくにつれて、選手が抜けていくのは、本当に困るのです。

しかし、まあ、仕方がないところはあるのだけれど、何とか次の大会まではがんばってください、という以外にはない。

今年は優勝が狙えるかもしれない、などと考えていたのに、うまくいかないということはあるでしょう。

本当はクラブも続けながら、受験勉強をやることはできるのです。ただ、今までの塾に通っているとうまくいかない、というだけのことです。

で、スポーツや習い事を続けながら、受験勉強をすることは確かに大変な部分もあるのだけれど、時間を上手に使い、集中して時間を使うと、案外短時間でも勉強できるところはある。

で、試合でも活躍できれば、「やればできる」という自信も出てくるから、また勉強にもプラスになるのです。

クラブを続けたい、という本人の気持ちはやはり大事にした方が良い。続けられるものであれば、やはり何とか工夫して続けたほうが得られるものも少ないでしょう。


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