月別アーカイブ: 2011年12月

素点と見込み点

過去問をやってみます。

で、終わったらすぐ、答えあわせをする。ここでとれる点数を素点とします。

で、間違える。しかし、間違えていることだけを教えます。(答えは教えません。)

そしてやり直す。そのとき、1回目できる点数を見込み点とします。

この乖離が大きい子は失敗する可能性が高いのです。

なぜか、違うといわれて直せるということは、途中にミスがたくさんあったということです。しかし本当は解けるのです。ミス率が高いということは、ていねいさに欠けるわけですね。

算数で点数をとれないと、中学受験はなかなか苦しいのです。だから、今の力で確実に点数を取ることを工夫してください。これは、実際に過去問をやる中で、できてくることなのです。ただ、その意識がないと身につかない。だから、過去問をやるときに素点と見込み点をつけ、正答率も出して、と、意識をさせる。式を書く、計算を書く、それを見直す、問題文を読み直す、そういうことをチェックしましょう。

ただ、過去問をやるのではなく、これもデータにとっておきと良いでしょう。乖離が小さくなってきたら、これはていねいさが増したということ。単に点数の問題だけでなく、こういうことに気を使ってみてください。

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答案は見てもらうもの

子どもたちの答案を見ていると、これは「到底、見てもらえないなあ」と思うものがあります。

字が汚い。

何が書いてあるかわからない。

数字が枠からはみ出している。

などなど。

記述の答案など、読む気にならない、というのもあります。

実際、入試は答案が帰ってきませんので、どういうふうに採点されたかはわかりません。したがって、なるべくていねいに、書くしかないのです。

学校側は説明会で「なるべく、よく読むようにしています。」とおっしゃいますが、しかし、採点時間は短いし、やっぱり印象が悪ければ点数もよくはならない。

とにかく子どもたちには

「答案は見てもらうもの」

という意識で書いてもらわなければいけません。そしてそれは入試本番だけ、やればいいというのではない。日頃の過去問の練習からやらないと身に付きません。

しっかり練習しましょう。

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お役に立てば幸いです。

「絶対に受かる」といいつづけた子

 学力をつけるとか、ていねいにじっくり考えられるようにするとか、そういう過程の最後として、入学試験はやはり「勝負ごと」だと私は思います。
 ただし、他人と勝負をするのではなく、「合格点をとる」という戦いなのです。

 いまはそんな塾はないと思いますが、昔は「いいか、試験が終わったら『できた、簡単だった』と騒げ。そうすれば周りの子どもは動揺する」みたいな指示を出した塾がありましたっけ。そんな器の小さな勝負ではなくて、自分のもっているありったけの力を出し切る、という勝負ごとだと思うのです。
 その結果は必ず○か×です。模擬試験は50%の合格可能性とかいっていますが、本番はどちらかしかない。がんばった以上は何とか○にしたい。だからありったけの力を出し切ってもらいたいと思うのです。
 そのためには強いプラスイメージが必要になります。
 どんなに成績が悪くても、「絶対に受かる」といいつづけていた子がいます。ただこういうタイプには二つあって、一生懸命勉強していた子とそうでない子。そうでない子は合格しません。いわゆる、口ばっかり。しかし我々から見ても確かにしっかり勉強するようになってきた子はその通り、合格していきました。
 強いプラスイメージがあるからこそ、自分のしたいことのために、真一文字に進めることができるのでしょう。
 受験勉強のスタートはやらされる勉強ですが、ここでは自分のしたいことのために勉強していますから、気合は入りやすいのです。
 お母さんは不足していることを数えるのではなく、できるようになったことを数えてみてください。1年前、2年前にくらべてどうですか? 見ていてください。

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