月別アーカイブ: 2009年5月

西高東低?

いつも見ていただいて、ありがとうございます。DVD教材もお買い求めいただいて、ありがとうございます。

先日、この半年間のデータを見せてもらったのですが、まさに西高東低。いちばん西は沖縄県。九州や四国からもご注文をいただいていますが、一方、一番北が埼玉県。

うーん、まさに中学受験は西高東低なのかもしれません。

関西の受験は、学校があまり多くはない。しかも有名受験校ばかりですから、競争は厳しい。これは関東よりも大変かもしれませんね。九州も同じことがいえる。学校が少ないから、人気のある学校に集中する。その競争はなかなかだと思います。

一方目を東に転じてみると、確かにあまり学校がない。中学受験の土壌は、あまりないのかもしれませんね。

中学受験がなければ、県立高校がまずはトップ校。これは他の地方でもそうであることが多いでしょう。だから、中学受験というのはやはり特殊な受験なのです。関東は多いといってもやはり全体の20%弱。

だからここで、絶対に決めるという気持ちは大事ですが、どこかでまだまだ先があると保護者のみなさんには思っていたいただきたいと思います。子どもが受験環境に合う場合もあれば、そうでない場合もある。合わないと判断したら、撤退してもいいのではないでしょうか。

私は塾教師を30年以上やっているので、最初のころの子は社会の中枢に入ってきました。しかし受験の結果に、リンクしているわけではありません。それぞれが紆余曲折あって、しかし自分の力をどこかの段階で大きく伸ばして、意欲をもって仕事に臨んでいます。だから中学受験の結果で人生なんか決まりません。

西高東低であっても、東からも優秀な人材はたくさん出ているではありませんか!

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第46回 逆転の発想

一般的に受験というのは、基礎から積み上げていって、いろいろなことができるようになり、最後に入試問題に挑戦するという形をイメージされるのではないかと思います。

そして、その過程に組み分けテストや月例テストがあり、順番が決まっていく。

だいたいお子さんの力はこの程度、ということが決まって、レベルに合わせた学校に挑戦するというのが、今の大方の受験スタイルではないかと思います。

しかし、どうしてもこの学校に入れたい、と考えた場合、それでは間に合わなくなります。

土台積み上げていくというのは、全部やるということだから、中学2年までの過程を積み上げることになります。だから、大変でしょう。

そこでお勧めしているのが逆転の発想です。

一通り、6年生の1学期でカリキュラムの進行は終わりです。すでに終わっているところもあるかもしれませんね。そこでその段階で第一志望の過去問をやるのです。そうすると、何ができないか、ということが明確になる。

そこにパッチをあてるというか、その部分をしっかり復習していく。復習はこれまで使ったテキスト、プリントを使ってもいいし、参考書のテーマ部分をひろいあげてもいいでしょう。

そして過去問にもどる、の繰り返しをやるのです。

手に入る過去問は大方、10年分でしょう。残りは、出題傾向が類似した学校の過去問をやればいいのです。

そしてまたパッチをあてる。

こうすると、

(1)出て
(2)出来ない

ものだけを学習することになります。これだと短期間に力をつけることができるから、組み分けテストの結果を逆転できる可能性が出てきます。

組み分けテストの結果として、レベルにあった学校を選ぶということであれば、この方法を敢えて用いることはないでしょう。

ただ、子どもはまだ小学生。大いに高望みをするのも悪いことではない。

「うちはこの学校レベルでないと、お金は出さないよ。」

というのは、当然あっていい話ではないでしょうか。ただ、そう思っていても方法論が、あっていなければ結局、組み分けテストの結果で決まっていくことになるでしょう。

だから夏からの勉強が本当に大事なのです。それが今まで通りだったとしたら、当然結果もそう変わりはしないでしょう。しかし、それを変えるのは子どもではありません。親です。親がやり方を変える、そして子どもがモチベーションをもって短期間にがんばるということができれば、逆転はできるものだと思います。

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