日別アーカイブ: 2006年7月11日

【エルフィー】kidsのシステムを変更します。

早ければ来月から、【エルフィー】kidsのシステムを変更することにしました。【エルフィー】kidsは今、私が中学受験のほかにもうひとつ力をいれている仕事です。近年、少子化が進んでいますが、実はお母さんが仕事をやめるきっかけになるのはお子さんが小学校就学時なのです。それまでは保育園が結構遅くまで預かってくれますが、小学校にあがると学童保育は6時まで。今後、学童保育は放課後クラブに変わっていきますので、地域によっては7時まで預かってはくれますが、その間、基本的には学校で遊ぶという形式になるので、(これは指導員と子どもの数のバランスから考えて仕方のないことだとは思いますが)、子どもたちが勉強したり習い事に行ったりすることがなかなかできません。

そこで【エルフィー】kidsでは小学校1年生のお子さんから塾でお預かりして、学校の宿題から中学受験の基礎勉強、さらには英語まで少しずつ毎日勉強していけるシステムで運営しています。

この4月から新1年生を迎え3ヶ月が経過しました。1学期を終える段階で、いくつか変えなければいけないなという点が出てきました。

基本的に【エルフィー】kidsは週5日お預かりする仕組みなのですが、学校の友達と放課後遊びたいという子どもたちの希望はやはりかなえてあげたいし、またお母さんやお父さんの仕事によっては週3日だけ利用したいというご希望も多かったのです。

そこで、週1日からお預かりし、スタートする時間も4パターン作りました。したがって途中まで放課後クラブで遊び、そこから帰ってくることもできるようにしました。

ご家庭のライフスタイルや子どもたちの希望になるべく柔軟に対処できるシステムになったと思いますので、この夏休みを含め今後、ぜひ【エルフィー】kidsをご利用いただければと思います。

まだまだ私も不勉強なところがあるので、お母様方とお話をしながら、より良い仕組みにしていきたいと思います。

もし小さいお子さんがいらして、仕事をどうしようかと悩んでいらっしゃるお母様がいらっしゃいましたら、ぜひこういう方法もあることをお伝えいただければと思います。

詳しいご案内はまもなく、ホームページに掲載されると思います。

【エルフィー】kidsホームページ

格差社会

先日、ある予備校関係の先生と話をする機会がありました。その先生によると首都圏の有名国立大学、私立大学の合格者のうち60%を中高一貫校の卒業生が占めるそうです。

この数字を聞いて、そうだろうなあとは実感しつつも教育の世界でも格差社会が進んでいるのではないかと感じました。

東京で大きく流れが変わったのは1968年といってよいかと思います。それまで東京は地方と同じように公立高校がナンバー1スクールでした。日比谷高校です。一中、一校、東大の流れが麹町、日比谷、東大という流れになっていたのです。もちろんこの時期でも日比谷の合格者はかなり裕福な家庭の子どもたちが占めていました。しかし一方で、富裕な家庭の子でなくても勉強ができれば入学することができました。実際に都立高校の費用は私立に比べれば安かったのです。

ところが当時の美濃部都知事は、「ブルジョワジー」による都立高校の占拠を憂慮して学校群制度を導入しました。その結果、日比谷はかつての輝きを失いました。私が英語をならっていた日比谷OBの先生は、「田中君、あの学校ができるまでにどんなに時間がかかったと思う、でもなくなるのはあっという間だ。」といわれたのを今でも良く覚えています。

その結果として現在は私立優位。しかも中学受験は小学校の勉強だけで合格できませんから、当然塾に通うし、お父さん、お母さんも勉強を手伝います。

そういう子どもたちしか、上位の学校や大学にいけないという仕組みがだんだん出来上がりつつあるのです。

一方、高校受験の現状はまったく違います。基本的に全入ですから、学校をえらばなければ入れる、しかも私立、都立とも推薦入試やAO入試などいろいろな入試を行っています。結局は本人がやらなければいけないのですが、子どもたちも「まあ、なんとかなるだろう」という感じで受験していきます。しかし、いざ大学受験に進んだときに、大きな壁に突き当たる部分がでてきているのです。

もちろん、大学受験も試験ができればいいし、国立大学の学費は私立に比べて安いのです。しかし、そこに入るために親は膨大な支出を余儀なくされる仕組みになっているのは、やはり何か違うなと思うのです。

親とすれば今ある選択肢の中から、良いものを選んであげたいと思うのですが、しかしもう少し別の選択肢を整備するのも大事なことではないのでしょうか。

その意味で公立中高一貫校は大いに魅力がある学校のひとつだと思っています。今のところ、都立の中高一貫校の受験生は私立の受験生とあまり重複しないようですから、今後の選択肢としてぜひ考えてみられてはどうでしょうか?