2028年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

子どもと一緒に勉強する

子どもと一緒に勉強できる時間という意味では、多分中学受験が最後でしょう。

もちろんその後もチャンスはあるかもしれないが、圧倒的に減る可能性が高い。

中学に入ったら、やはり子どもは子どもの世界ができていくわけで、だから、中学受験は親が子どもと一緒に勉強できる最後のチャンスとも言えるのです。

だからせっかく中学受験をやるのであれば、これを子どもと一緒に勉強できるチャンスととらえて、親子で楽しい時間にする工夫が必要です。

塾の勉強を管理しなければいけない、というので、スプレッドシートを駆使して奮闘するお父さん、お母さんが多いでしょうが、でも上からお仕着せられるのであれば、それはうまくいかない。

子どもと一緒にコミュニケーションを取りながら、これどうする?、こうした方が良いかもね? たくさん話をしながら進められれば、親子にとって貴重な時間になるはずです。

むしろ塾の競争社会とは一線を画して、親子で入試にチャレンジする、というスタイルでいけば、あまりムダなことをせずに中学受験をやりきれると思います。

そういうヒントをこれからも、中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」 で書いていこうと思います。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
ちゃんと点数がとれる問題


中学受験を2年間でオンライン塾と模試だけで合格させるパパママ塾「田中貴社中」
計算の工夫


中学受験 算数オンライン塾
1月25日の問題






手を出したくないなら

小学生の勉強だから、親が管理しないとなかなかうまくいかない、はその通りです。

中学受験が一方で親の受験である、というのもその通りだと思うのです。

ただ、高校受験は違う。大学受験ももちろん違う。

これは子どもたちが自分でやる受験。もちろん塾や先生といろいろ話をして進めていくだろうが、自分が考えて行く受験でしょう。

しかし、小学生はそうならない。

だから、親が手を出したくない、と思ったら、中学受験はしないことを勧めます。

うまくいかない、から。

もちろん後半、手を出さなくても自分で勉強する子どもたちはたくさんいます。しかし、それまでになるのに、ほったらかして大丈夫、ということにはなかなかなりにくいのです。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
ベストゲームを






結局、塾は競わされるところ

多くの塾が1クラスの生徒数を15名ぐらいに絞ってきて、だからきめ細かく指導ができる、というようなことになっているようなのですが、実はそうでもない。

というのも、勝手にカリキュラムを変えるわけにはいかない。

だから、「このクラスは全体的に遅れているから、もう1週間、このテーマをやろう」ということにはならないのです。

また、クラス分けがあるから、クラスの中の競争以上に、全体の競争にさらされるから、自分のペースで、ということにはならない。

それが良いと思われていると思うのですが、そうではないのです。むしろ近年は弊害の方が多い。

つまり弾き飛ばされた子どもたちは、自信もできないし、モチベーションも上がらない。

なので、これはこぼれそうだ、と思ったところから、違う手を考えないといけないのです。ただ、日本人は同質性を重んじるところがあり、ここにいないと受からないと思いやすい。

その結果、本当に塾の「お客様」になってしまいがちではあります。

逆に塾にとっては、勝ち残った子どもたちに力を入れれば合格実績は稼げるという仕組みになっていて、圧倒的に塾側の論理になっている点はよく考えてみられるとよいかもしれないと思うのですが・・・。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
算数の力をつける2ステップ学習法


中学受験 算数オンライン塾
12月30日の問題