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長い問題文

ここのところ、学校によって問題文が長くなる傾向があります。

それも国語ばかりではなく、算数や理科、社会もそう。

社会は、1問問題という形式をとる学校が増えてきました。

これまでは、地理、歴史、公民みたいな分け方をしっかりしていたわけですが、出題は1問だけ。

その代わり、その中に地理も、歴史も、公民もいろいろ入っている、という形になっています。

だから、とにかく長文を読みこなさないといけないところがある。

算数にしても、最終的に問題の意図を把握できたら、それほど難しくない、という場合もあるのですが、そこにたどり着くまでの日本語が長い。

結局、最近の大学入試の傾向から考えると、長文を読みこなす能力をちゃんと身につけている子を欲しい、ということなのでしょう。

ただ、こればかりは、なかなか個人差がある。なので、読書量は増やしていった方が良いでしょう。

塾に早く行かせるより、図書館に親子で通う習慣をつけることの方が、プラスが多いと思われます。



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学校も1列に並べられている

大手塾に入ると、子どもたちは成績順に1列に並べられます。

これはすべての学校の合否判定を、1種類の試験で行うという荒技が元になっているわけですが、しかし、そうなると学校も1列に並べられている。

いわゆる合格可能性80%偏差値とか、なんちゃら4という数字がそうでしょう。

これも、ホントのことをいうと、あまり良いことではない。

というのも、学校の良さをこの数値通りだと思う子どもたちや保護者が多くなってくるからです。

子どもにとって良い学校というのは、子どもの可能性を伸ばしてくれる学校であって、それは元から数値化できる話でもない。

しかし、今はその数値化ですべて動いているから、見えないところがたくさん出てきているし、それで子どもたちや家庭のストレスが増大している。

多元的な価値がわかりにくいからといって、1本のものさしだけでモノを計って、それが全てだと思わないようにしないと、子どもたちの成長に大きなゆがみを生じさせてしまうことになるので気をつけていきましょう。


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ポイントは「比と割合」前の「分数と小数の計算力」

中学入試の大きな分岐点は「比と割合」です。

ここから、一気に入試に出題される問題を扱っていくことになり、さらには速さや相似形など、比を使って解いていく、算数独特の勉強が始まっていきます。

で、そこでの理解に欠かせないのが「分数と小数の計算力」

ところが、塾のカリキュラムでは、これはあまり長くないというか、ちゃんと扱っていない。

まあ、当たり前にやり方を教えてしまうと、あとは練習しかなく、それを授業でやり続けても、子どもたちが飽きてしまうので、あっという間に通過します。

しかし、じゃあ、子どもたちは分数や小数の計算ができるようになったのか?と言えば、そうでもない。

なので、早くから塾をスタートさせて、ここを事前にやりましょう、みたいな話になるわけです。

ただ、計算ですから、まあ、ちゃんと練習を進めていけば、できるようになるわけで、それを早くからやる必要もない。

小数や分数の計算を取り扱うようになったら、やはり毎朝3題の計算練習をしっかりやっていくことが大事です。

結局早くから始めても、その基礎練習が積み上がらなければ、やらない方がましだった、ということになりかねませんから。



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準備が長いと合格しやすいのか?


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