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理科計算が続いているが・・・

5年生は理科計算が続いています。

これは、算数で比と割合を習ってからやらないといけないので、どうしても後回しになって、いったんスタートすると一気に続く、ということになりやすい。

で、これでもか、これでもか、と理科計算をやらされると「いやになる子」というのは当然出るのです。

だから、この時期は基礎に徹することが大事。

あまり複雑な計算問題はやらなくて良い。

むしろ、基本的なことががっちり出来ることが重要です。

しかも、複雑な理科計算を出す学校は、やはり限られます。

全員に必要なレベル、というのは、やはり基本。だから基本を中心に勉強を組み立てましょう。


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テストで式を書ききる練習をする

5年生以下はまだまだ、組み分けテストが続きますが、点数をとろうとするあまり、算数で式を書いていない子が多いでしょう。

ちゃんと式を書かないと、というと、それでは間に合わない、という子がほとんどなのですが、実は式を書いた方が速いのです。

これは、確認しながら進んで行くからで、回り道をしないし、ミスが少ない。だから、速くしかも確実に解ける。

ところが、これを知らない子がほとんどなので、だから、式を書かない。

でもちゃんとできる子たちは当然の如くやっているのです。

だから点数を気にせず、テストで式を書ききる練習をしましょう。

そうするとだんだん速く解けるということがわかってくると思います。


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結局、塾は競わされるところ

多くの塾が1クラスの生徒数を15名ぐらいに絞ってきて、だからきめ細かく指導ができる、というようなことになっているようなのですが、実はそうでもない。

というのも、勝手にカリキュラムを変えるわけにはいかない。

だから、「このクラスは全体的に遅れているから、もう1週間、このテーマをやろう」ということにはならないのです。

また、クラス分けがあるから、クラスの中の競争以上に、全体の競争にさらされるから、自分のペースで、ということにはならない。

それが良いと思われていると思うのですが、そうではないのです。むしろ近年は弊害の方が多い。

つまり弾き飛ばされた子どもたちは、自信もできないし、モチベーションも上がらない。

なので、これはこぼれそうだ、と思ったところから、違う手を考えないといけないのです。ただ、日本人は同質性を重んじるところがあり、ここにいないと受からないと思いやすい。

その結果、本当に塾の「お客様」になってしまいがちではあります。

逆に塾にとっては、勝ち残った子どもたちに力を入れれば合格実績は稼げるという仕組みになっていて、圧倒的に塾側の論理になっている点はよく考えてみられるとよいかもしれないと思うのですが・・・。


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