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合格可能性20%未満

模擬試験が始まって、いろいろな判定が出てきているでしょう。

合格可能性80%以上と出ることもあれば、20%未満と出ることもあります。

しかし、これはあくまでその模擬試験の結果から出された数字です。

その試験ができれば高く出るし、できなければ低く出る。20%未満だったからといって、もう合格できないという話ではありません。

しかも「20%未満」という範囲はかなり広い。

あと少しで20%という子もいれば、まだ差がある子もいる。それを全部まとめて20%未満と表示しているわけです。

ですから、20%未満が出たからといって、もうだめだと思う必要はありません。

実際、その判定から合格していく子どもたちもいます。

大事なのは、その数字そのものではなく、なぜその試験で点が取れなかったのかを確認することです。

できなかったところを直し、これから得点力を上げていけばいい。

模擬試験の判定は、その時点での数字です。

未来永劫、その数字が続くわけではありません。

成績はそう簡単に上がらない?

摸擬試験の偏差値で、子どもの力はどのくらい上がるものでしょうか?

結構、親が勉強させている、という子であれば、あまり上がらないかもしれません。せいせい10ポイントぐらい。

させられている、ということが分かれ目なのです。させられている以上、やることはやっているわけだから、それ以上、ということにはなかなかなりにくいからです。

しかし、今まで自分でやってもいないし、親も別にやらせてない、という場合は30ぐらい上がることもあります。

なにせ何もやってない、という状況から力をつけるわけですから、偏差値が20や30は上がることになる。

驚くほど、まだ覚えない。驚くほど、まだできない、という状態から変わるのかといえば、やってないのだから変わる可能性は十分にあると言えます。

一方、それなりにやっている子は、状況を劇的に変えるためには、得点の中身を考えていかないといけないでしょう。

例えば知識問題はそれなりにとれる、ということであれば、もうそこに力を入れても劇的には変わらない。だとすると算数とか国語の文章読解で成績を上げるしかないでしょう。

逆に知識がまだ身についていないのであれば、これから一気に力をいれていくのが良いでしょう。

いずれにしても改善をあきらめてはいけない。

もっと劇的に上がる要素がないかをもう一度試験の成績を見ながら考えてみてください。

決めたことはやりきる

もともと無理な計画なら、やり切ることはできません。

しかし、少しがんばればできる、というぐらいのことであれば、やはり最後までやり切らせることが大事だと思うのです。

これは勉強に限りません。家の手伝いでも、習い事でも同じでしょう。自分で決めたことを最後までやる、という経験を積み重ねることが大切なのです。

ただ、その「少しがんばればできる」というところのさじ加減は必要です。

子どもたちに計画を立てさせると、最初はたいてい理想的な計画を作ります。そして、だいたい実現するのは難しい。

「これはちょっと無理なんじゃない?」

と言っても、本人は「大丈夫です」と答えます。

そこで、とりあえず1週間やらせてみる。すると案の定、全部は終わらない。

そこで計画を整理します。やらないことをいくつか決める。その代わり、残したものについては、

「これは絶対にやろう。もうここからは減らさないよ。」

と決めます。

それでも本人にとっては楽ではありません。しかし、何とかがんばって最後までやり切る。すると、少しずつ「自分にもできる」という気持ちが出てきます。

この感覚が大事なのです。

最初からたくさんやらせる必要はありません。やることを絞って、その代わり決めたことはやり切る。そして、できたらしっかり評価してあげる。

そうすると、それが自信になります。

勉強でも、結局はこの積み重ねでしょう。「決めたことはやる」という習慣がついてくると、少しずつ自分から動けるようになっていきます。