2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

目標とやるべきことのアンバランス

ここのところ、受験後半期に預かる子どもたちのそれまでの勉強は、やはり目標とやるべきことのバランスが取れていないことが多い。

本来、この学校に行きたい、その学校に行くための勉強として何が必要か、を整理しないといけないわけですが、残念ながら集合塾は基本的にみんな同じテキストを使います。

プリントでやる塾も全部やることになっている。(まあ、やりきれないクラスが多いでしょうが、しかし配られるわけです。)

だからオーバーワークになりやすい。

その学校に、それは出ないなあ、ということが多いのです。

だから早めに目標を決めて、そのために何をやるか整理しないといけないので、この夏休み前にきっちりとやっていくべきでしょう。

それによっては、ホントは夏期講習がさらに重荷になる場合がありますから。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
オンラインはやったことがチェックしやすい


フリーダムオンライン中学受験チャンネル
2025 筑波大駒場 算数1











塾に行って、負担が増える理由

今の中学受験のカリキュラムは基本的には5年生までで習うべきところを全部習い、あとは、復習と演習を繰り返す、という流れになっています。

塾によっては社会を遅らせる、とか、まあ、多少の上げ下げはしていると思いますが概ねこんな感じ。

だから早く終わっている分、復習回が長い。よく、私が「なぞの復習回」と言っているのはそのためです。本来それをやるぐらいなら、もっとゆっくり進んでも良いと思うのです。

で、そうやって何回も復習回を繰り返して、できないところをできるようにする、ということなのですが、しかし、実体はできるところは相変わらずできて、できないところは変わらない。

なぜか?

全部やるからです。その子ができないことを集中してやる、というカリキュラムはあり得ない。それは集合塾だから、当たり前。

その結果、子どもたちの負担は増え続けているのです。

本来は、自分ができないことを集中して習う方が良いわけで、それはある意味個別指導でやるか、自分で勉強するしかないわけなので、その方法を採らない限り、子どもたちの負担はこれからもドンドン増え続ける仕組みになっているのです。

全員が同じことをするわけですから・・・。これは学校別特訓でも実は同じことなのです。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
現在の大学受験を見ていると


フリーダムオンライン中学受験チャンネル
2025 桜蔭 算数1(3)











夏休み、塾のない時間はどうする?

夏期講習、平日は毎日、というところはありますが、しかし、やる時間はそれぞれ決まっている。

6年生の場合は、午後の時間を使うところが多いでしょう。

逆に午前中は5年生以下の時間、ということになるわけですが、いずれにしても学校のない時期。給食もない。

ここが、結構大変で、両親が仕事をされていると、なかなか対応が難しい。

結局、午前中、子どもだけの時間になることになるが、ここの勉強が進まないといけないので、個別指導の塾に行かせたり、と言うケースになっていくわけです

しかし、食事の問題もあるし、また子どもたちのストレスもある。

土日でフォローするしかないのですが、しかし、いろいろ工夫が必要なのはその通りで、そこはやはり子どもたちにある程度自立してもらうことが必要になってくるでしょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
算数の記述はどこまで書く?


オンラインで完結する中学受験 田中貴社中
自分で勉強する力を引き出す