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早慶合格第1位は開成、の意味

早慶の合格者の第1位は開成、というデータが公表されています。

まあ、東大や国立大学の併願として受験していくのと、開成高の卒業生は400人程度と他の私立よりも比較的多くなるので、まあ、こういう結果になる、ということでしょう。

国立大学の入試は基本的に共通テストを受けることになるので、私大を一般受験する場合、その中から一部の教科だけを受験するから、まあ、比較的に点数も取りやすい、ということになるのでしょうが、実は早慶の合格者の上位に入ってくる学校は首都圏の私立受験校と公立のトップ校。公立のトップ校としては、神奈川県の横浜翠嵐や湘南、東京都の日比谷などが入ってくるのですが、みんな同じ理由。

つまり、国公立大学の併願校として、早慶が選ばれているので、国公立がダメだった場合は、早慶へ、という流れになっている、ということでしかない。

まあ、早慶に入るためには、みたいな話とはちょっとニュアンスが違います。

だから早慶に入ると最初に言われることが多い。
「東大を目指したいのなら、すぐに予備校に行った方が良いよ」

まあ、そういう気持ちを引きづっている生徒も多いということでしょう。早慶狙う子は中学から狙う、というのも、またその通りなのですが・・・。


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組み分けはひとつの尺度でしかない

ずっと同じ塾に所属して、ずっと同じ組み分けテストを受けてくると、だんだんその教室での相対的位置というのが決まってきます。

これは本人の勉強もさることながら、その集団で決まるところがあるわけですが、しかし、よく考えてみると、これは中学受験の競争とはちょっと異質であることがわかります。

つまり同じ志望校を受けるわけではない。

ただ集団の中でこの位置にいる、ということであって、それはある意味統計的な処理をしたひとつの尺度に過ぎないのです。

ある学校の出題傾向に合わせると実は全然違う結果が出てくる、ということは起こりうること。また同じ学校を受けるという集団は今の校舎の集団とは全く違うはずです。

だから、そこにあまり重きを置かない方が良いのだが、毎月やられていると、もう洗脳に近い状態で、「ウチの子はこのくらい」と思わせられているところがある。

なので、そこからそろそろ発想を展開した方が良いでしょう。子どもたちにはもっといろいろな可能性がありますから。


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家にいると、「勉強しなさい」と言いたくなるから

塾に行かせている、という話を聞いたことがあります。

まあ、確かにそういう心理が働くかもしれない。

特に男子は、まあ、やるべきことはやらずに、口ばっかりという子がいるので、親子バトルが起きやすい。

それがいやだから、塾に行かせる、ということなのでしょうが、しかし、それが、段々遠回りをしていることにつながっていく。

元々、やらないのだから、個人的な内容を決めてもやらない、と思いがちですが、そろそろ子どもたちも目先がつき始めています。

つまり、これはやらないとまずいのではないか?みたいなことがあるわけですが、一方でもうたくさん塾に行っているので、今更家でもやるの?みたいな話になりやすいところがある。

結果として、やはり状況はあまり良くならない。

ということで現状維持を決め込んでしまっていると、根本的な解決はなかなか難しくなっていきます。


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