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集合塾でとれなかった偏差値が取れるようになった理由

これまで集合塾のクラス分けでなかなか上に上がれなかった生徒が、この2月からオンライン塾に変わり、個別指導を受けるようになって4ヶ月が経過しました。

ここ2回ほどの他塾の摸擬試験では算数と国語が共に偏差値60を突破しました。(しかし、理社はまだ50を下回っています。これはまだやらせていないから、ですが・・・)

算数と国語について言えば、これまでとれなかった偏差値が取れるようになってきました。

何が変わったかといえば、やるべき科目を時期的に計画して、集中して勉強することができるようになったからです。

摸擬試験だけになったので、組み分けを意識することはない。

つまり、志望校に向けて何を重視するのか、明確にして、また入試までのスケジュールを決めて、どの教科をいつ、がんばるかはっきりさせたので、メリハリのある勉強ができるようになった。

ここが実は大事なのです。

4教科常にがんばる、というのはなかなか大変ですし、また、知識を覚えるとまた忘れる。したがって組み分けだけに意識を持っていくと、ここは時間の無駄に繋がるのです。

しかし、組み分け、ということになると、やらなきゃ、ということになるから、科目のメリハリはつけられなくなる。結果として、成績が低迷する、ということが多い。

本人は、この4ヶ月で勉強が楽しくなった。さらに、自信も出てきたので、このままのペースでがんばって何とか志望校に合格したいと張り切っています。

あまりに負担が多すぎて、できることもできなくなっている子が多いもの。

そろそろ組み分けから志望校に切り替えていかないと、だんだん手遅れになってしまいますから、要注意です。




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そろそろ学校別対策を意識しよう

塾に行っていると、やはり組み分けが気になる。

だから、夏期講習までの間も、組み分け対策に力が入ってしまう。これはもう塾にそうコントロールされているのです。

本来、もうかなりいろいろなことを勉強してきているので、各校の過去問も解き始めることはできる。

別に時間を計らずに、1問1問しっかり解きあげる練習をすることは可能なのです。

ただ、そちらになかなか目が向かない。

どうしても組み分けが気になるからです。

しかし・・・。

組み分け試験の結果が入試に直結するわけではありません。なので、むしろこれからは学校別対策を意識するべきです。

例えば今の受験生は平均6校は受験するのです。

4教科で6校を10年やると、240教科ですから。今から1日に1教科やってようやく間に合うレベル。

2回やろうとすれば、当然時間は足りません。

なので、計画的に過去問を進めていきましょう。


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やってもらうを脱却すると

自分で行動することが基本に変わります。

そうすると、わからない問題は解説を読む、調べる、先生に聞く、いずれにしれも自分で行動するから、自分でわかる手段を手に入れられる。

これが勉強の基本になって、力がついていくのです。

しかし、塾で教わり、やるべき課題を出され、それに追われている、という流れでは、自分で「わかる」というステップがない。

ないから、できるようになりにくいのです。

まずはやってもらうことから脱却するのが良い方法で、6年生の女子が男子よりもできるようになるのは、このため、です。

お母さんは割と女の子には厳しく、男の子には甘い、という傾向があり、それがそのまま精神年齢の成長に影響を与えているように感じられます。


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