2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

親はどんと構える

結局のところ、子どもたちはお父さん、お母さんの動向に非常に影響されます。

例えば模擬試験の成績が悪かった、ということになって親ががっかりしたりすると、「まずいなあ」とまず思う。

そこでやはり何とかしないと、と思う子もいるにはいるのですが、実はそれは少数派かもしれません。多数派と思える子どもたちは親といっしょに「がっかりしてしまう」ことが多いのです。

「やっぱりだめかな」

そこで何とか切り替えて、自分で何とかした経験は子どもたちにはまだない。したがって、親とおなじような対応をすることに慣れている、といってもいいかもしれません。

だから、動揺を顔に出してはいけない。あるいは何か手を打たないと、と思っても、それがあわてて手を打っているんだ、という風に子どもに悟られてはいけないのです。

あわてて手を打っている、ということになれば、子どもたちもあわてて手を打とうとします。

その行動は本当に理解しよう、とか、もっとていねいに考えようとかいう方向には進まず、単にあわてている、あるいはその場限りに対応に追われてしまう、みたいなことになるのです。

だから、あまり改善しない、というよりもむしろ後退してしてしまう。

やはり、こういうときは、どんと構えてしまうのが一番。

「大丈夫、君ならできる」

ぐらいの顔をしていると、「そうか、僕はできるんだ」という対応に変わってきます。

よくお母さんから、「私のいうことは聞かないので、先生から言ってください。」と言われましたが、実はそんなことはないのです。

お母さんの動向を子どもたちは注視しています。ただ、素直に言うことを聞く、というわけではない。

その反応の仕方はひねているように見えるかもしれませんが、非常にわかりやすい。逆にほめていやだという子はほとんどいないのです。

だから、親の方がその対応の仕方を心得ればいいわけで、まずはどんと構えるところから始めてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月6日の問題(文章題に関する問題)

1週間無料公開されています。


箝口令

これから入試が続くわけですから、当然、結果が出てきます。

しかし、その間も塾に行くわけだから、つい「受かった」と言いたいところではありますが、多くの塾では合否を口にしないことになっている。

またどこを受けるとも言わない。そして聞きたいかもしれないが、聞かない。

ここはしっかりしておいた方が良いかもしれません。本当のことを言えば、気にしなければ良いのだけれど、しかし、やっぱりそういう情報を耳にするようになると気になる。

あの子が受かって、自分が…、みたいな話になるのはなかなか大変です。

だから合否の結果は口にしない。

まあ、試験が終わるまでは我慢しましょう。その方がお互い、きっとやりやすいでしょうから。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月5日の問題(規則性)

1週間無料公開されています。


力を出し切ることに集中する

試験が近づいてきました。

いろいろプレッシャーがかかるし、学校でも中学受験の話題が走り回っているだろうと思います。

もうここまで来たら、他人との比較はどうでも良い。

まずは自分がしっかりと入試で力を出し切ることが大事です。

そのためにはまず健康。

あちらこちらでインフルエンザやコロナの話を聞きますから、やはりそれなりに流行っている。

なので、うがいや手洗いなど、できうることをちゃんと実行しましょう。

塾に遅くまで行くよりも、自宅でしっかり勉強する方法を選んでも良いでしょう。やはり集団になれば、それなりに感染はしやすいもの。

適宜、対応を考えながら、良い受験が迎えら得るように準備を進めてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月2日の問題(数の性質に関する問題)

1週間無料公開されています。