2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

子どもの可能性が伸びる学校を選ぶ

中学受験は、次の6年間子どもの可能性を伸ばす環境を決めるためにやります。

だから学校選びはこの基準でないといけない。

偏差値が高ければよい、ということではないのです。

子どもが伸びないといけない。子どもの可能性がつぶれるような学校に入れてはいけないのです。

競争させられると、そこに目が行かなくなる。1ポイントでも高い学校に行かないといけないような気にさせられている。

しかし、本当はそうではないのです。

本人の個性が伸び伸びと育つ学校とはどんなところだろうか。

子どもが将来大好きと思えることを見つけられる場所はどういうところだろうか。

そういう発想をもとに学校を考えてあげてください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月20日の問題(比と割合に関する問題)

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これは本当にやるべきか?

この時期、本当に忙しいスケジュールをこなしている子どもたちがいます。

塾もあり、個別もあり、家庭教師もある。あるいは、模擬試験があり、学校別の特別授業もあり、ということで、本当にあちらこちらに出かけている。

家で勉強する時間があまりない。例えば来週までにこれを覚えてね、といってもそんな時間、どこにあるんだ?という感じ。

で、何となく残りの時間が短いので、あれも、これもと追加したくなる部分はあるのです。あのとき、こうしておけばよかった、みたいな後悔はしたくないから。

しかし、それが逆に仇になることだって十分にあります。

だからいったい何のために、どういう具体的な効果を求めてこの授業は追加するのか、家庭教師を頼むのか、ということを明確にしておかないといけない。

例えば過去問をやるにあたって、わからない問題がある。しかし、解説を読んでもよくわからない。じゃあ、教えてもらおう。でも、塾の先生に聞くと長い列を待たないと行けない。じゃあ、先生に来てもらおう。

こういうニーズは間違いなくあるでしょう。でも、それを頼んだけれど、結局、子どもが十分に理解する時間がないままに次に行かないといけなくなっていたりすれば、これは優先順位が違う、ということになるのです。

何となく不安だから、もうちょっとやったら成績が上がるのでは、というような漠然とした話ではなく、つねに何のためにこれをやるのか、結果はどうなのか、ということを考えながら、追加してください。そして、大事なことは追加する以上、やめるものがあるべきだ、ということです。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月19日の問題(場合の数)

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眼鏡をかけて写真は撮りたくないという子

最近はメガネをかけている受験生も多いと思います。で、入試が近づくと写真を撮りに行かなければなりません。

写真は、やはり写真館で撮ってもらった方が良いでしょう。WEB出願が多くなったので、miraicompassにアップロードするだけでOKと考えがちですが、実は、プリントして書類に貼らないといけなかったり、合格したあとの手続きで必要になったりするので、やはり写真館で撮ってもらってあとからすぐプリントができるようにしておくことが大事です。

で、メガネをかけて写真を撮るのがいやだ、という子もいるかもしれません。特に女の子で、最近、メガネをかけるようになったという子はそういうことを言い出すものです。

しかし、写真は入試において本人確認のために使われます。子どもたちが入試問題を解いている間、担当の先生が教室をまわって手元の写真票と本人の顔を比べて確認する。だから眼鏡をかけて試験を受ける以上、写真は眼鏡をかけて撮るべきです。募集要項にそう書いてある学校も最近は増えました。

どうしてもいやなら、入試用の写真は眼鏡をかけて撮り、同時に眼鏡をかけていない写真も撮っておいて、入学手続きにはそちらを使うなどの工夫をすれば本人も納得できるでしょう。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月18日の問題(速さに関する問題)

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