2021年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

「問題をよく読む」の極意

入試心得の中に「問題をよく読め」とか「ていねいに問題を読む」とか注意が書いてありますが、みんなよく読んでいる、とは思うのです。

でも、結局取り違えている。

もちろん出題者は間違えることを期待している部分はあるわけです。多少なりとも紛らわしい言い方はしておこう、みたいなところはあるでしょう。でもその通りになってしまってはいけない。

なぜ読めていないのか?

自分は理解したのだ、と思い込んでしまう。自分は本当にわかったのか?とは疑わない。わかった!よし、こうだ、となるから間違えるのです。

これまでたくさんのテストを受け、過去問も練習したから、そろそろ正しく読めていないこともあるのだ、ということを疑った方が良いのですが、まず疑うことはない。疑ったら時間がかかる部分もあるからですが、しかし、それでも疑った方が結果としては近道を歩くことになるわけです。

直前期になって「間違えなくなる子」がいますが、こういう子どもたちに共通していえるのは、問題文を読むのに割と時間をかけること

正しいもの、正しいものだよねえ、1個? 複数もありか、え?これも正しいの?変だなあ。あ、時代が違うか。

もちろん声に出して言っているわけではなくて、そうやって解いていっているのです。よしア、次は、イ。みたいには進んでいかない。でも、時間内にはほぼおわっています。なぜかといえば、戻らないから。

答えを書く段階までで、かなり検討をしているので、最早、後から見直すことはない。でも、間違えないようになるわけです。

実は大きな違いはそれだけです。

だから、まず自分の理解を疑う。え、ホントにそう?みたいな感じで問題を読んでみると、「あ、古い時代順じゃないや、新しい順じゃない。」みたいなことに気がついてミスを防ぐことができるのです。


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やった問題が出たら

これだけ、いろいろな問題を勉強してきているわけだから、似たような問題とか、やったことのあるような問題が出題されることは当然あります。

例えば国語の長文でも、模擬試験でやったとか、どこかの過去問でやったとか、そういうことはあるわけで、これは当然チャンスです。

チャンスなんだけれど、一方でやはりミスが出やすい。

「ああ、知ってる。これ、やったことある。」

みたいに思った瞬間にスキができる。

知ってると思う分だけ、ちゃんと問題文を読まない。ところが微妙に前にやった問題と違っているところがあるのです。

そこを読み飛ばして、ミスをする。

これは痛い。本当はできたはずの問題ですから。

ですから、やった問題が出たときこそ、注意する必要があるのです。

良く問題を読む。何か思い違いをしていないか、確認する。

一度やったことのある問題は、すでに解き方の方向性はわかっているわけだから、ことのほか、最初を慎重に進めるようにしてください。


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ウチの子だから、何とかする

いよいよ入試が近づいてきました。

この期に及んで、まだ本気になっていない、というような相談をたまに受けますが、しかし、本当に本気になっていないわけではないことが多いのです。

本人自体は当然合格したい。しかし、これまでの受験生活の中でやらされる局面が多かったために、いろいろ不満がたまっている。それが折々に顔を出しているところはあるのです。

だから、これからはまず本人がしっかり自分の力を出せるようにしていくことが大事。

何でも言うことを聞く、というわけではありません。ただ、入試を受けるのは本人だから、本人ががんばるように後ろで見ていれば良い、のです。

そこでちゃんと戦えるようになっていればいいが、案外、離れるとすぐ後ろを振り向くような子もいるのです。つまりそれだけまだ成長していない。

じゃあ、手を引っ張ればいいかというと、そううまくはいかない。

だからこそ、腹をくくる必要があるのです。

「ウチの子だから、何とかする」

ぜひ、そう思ってください。


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