2020年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

1日のスタートを自分でコントロールできるか

お子さんは、朝自分で起きていますか?

6年生になっても、まだお母さんが起こしている、という子は少なくないかもしれません。宿題に追われて夜遅くまで勉強をさせている場合は、当然、朝起きられないことが多いでしょう。朝ご飯もそこそこに学校に行っている、となると、きっと午前中はぼーっとなってしまうことになるのでしょうが、やはり子どもは睡眠時間をしっかり確保するべきなのです。

だから、早く寝て、早く起きる方が学習効果が出る。

夜遅くまで起きていると、脳は疲労興奮の状態に入ります。したがって、目が冴える。大人もそういうことがあるかもしれませんが、しかし、成長期の子どもたちにはあまりプラスにはならない。実際には睡眠が必要なので、体調を崩しやすくなるし、さらに言えば、そこで勉強した内容があまり残らない。

脳の活動で言えば、一旦寝たところで、いろいろな整理が起こって、次にプラスになるようにできているのです。だから一夜漬けは、本当に一夜漬けであって、残りにくい。

かつ、一日のスタートを自分でコントロールできない、ということは、時間に対する意識も高くなくなる。なので、ついだらだらと時間を過ごしてしまう子になってしまう可能性が高くなります。

別に塾に早くから行かなくてもいいから、まずはちゃんと自分で起きられる子にしないといけない。

それで夏休みは早くから起きて、なるべく午前中に勉強を済ませると良いのです。夏期講習、6年生は午後になっていることが多いでしょう。だから、午前中に一気に勉強を進められると、相当に進みます。しかし、朝だらだらしていると、つい、時間がたってしまい、結局塾になだれ込んでしまう、という夏休みになって、あまりプラスにならなくなる。

今のうちに「自分で起きられる子」にしてください。

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なぜ後半伸びなくなったのか

中学受験で1番力がつく時期はいつか、と言われれば間違いなくそれは入試前の3ヶ月でしょう。締め切り効果もあるし、知識も覚えれば得点に直接つながるとわかっているから、がんばって覚える。ところが最近、この時期にあまり伸びなくなったという話を聞くようになりました。

どうも昔ほどの爆発力がなくなった、ということのようなのです。この時期グングン伸びる、というような子が多かったのが、今はそうでもない。

やはりみんなすでに受験勉強に飽きているところがあるのです。

やらされる期間が長いこともあるから、なんとなく惰性で勉強している。だから、最後のところで頑張りが利かない、ということかもしれません。

本当は、そんなに早くから始めずとも、合格できるということなのです。

フリーダムは2年間の受験プログラムですが、以前はどこも2年間だったのです。それでもっと競争が大変だったときも十分に間に合った。

しかし、今は少子化なので、どうしても塾が早く勉強を始める。だから先行して始める子が多いのです。

が、まだ十分にいろいろなことに対応できる学齢ではないから、どうしてもやらされる部分が多くなる。その結果として、自分で勉強する習慣がつかないまま6年生になり、しかも成績があまり良くないという時間が長くなると自信もできないから、つい勉強に対して後ろ向きになりやすいのです。

子どもは年齢によってできる幅が違ってくるので、先行したからといってそれがマイナスに働くことも多い。

4年生は4年生としてまずできることをしっかりやればいいのであって、早くから塾に行くよりも、習い事をしたり、運動をしてからだをつくることをめざしてください。

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2つの塾風

塾風、というのはいくつかあるのですが、大別すると2通りあります。

1つは、塾でなるべく完結しようというやり方。まず通塾日が多い。この時期に週4日とか、週5日通います。宿題もそれなりに出て、とにかく塾にやることを全部決められる。決められるし、それ以外のことをする時間もないから、ただ塾任せ、ということになりやすいでしょう。

一方もうひとつは、あまり宿題が多くない。カリキュラムはあるので、それを勉強してもらうが、最終的には組み分け試験ですべてチェックするので、家庭でがんばってください、と言われるパターン。通塾日は多くないし、宿題もそれほどでもないが、しかし、競争させられているので、親が子どもといっしょにがんばらなければいけない、という塾、

どちらが良いか、と言えば、結果的には後者に軍配が上がっているのではないか、という気がしています。

塾ですべて管理する、というのはなかなか難しい。土台、塾に来る時間は増やしてもそれなりに限界があるし、何より個々に子どもの修得率が違うから、何を課題とするかは本来、子どもによって違うのです。それをフォローするとなると、やはり塾だけでは限界がでてくるということでしょう。家庭がいっしょにやらないとなかなかうまくいかないところがある。

しかし、親がなかなかそんな時間はとれない、という場合もあるでしょう。その場合は前者の塾に任せる以外にはないでしょうから、あとは塾と本人にがんばってもらうしかないのです。

中学受験は親子の受験である、というのはその通りで、お父さん、お母さんと子どもがいかにタッグを組んでがんばるか、というところがあるのは事実です。逆に高校受験になれば、最早親はそれほど多く関与することはなく、本人と学校と塾、という関係になってくるでしょう。

それぞれの家庭の事情によって、やり方は変わってくると思うので、その事情に合わせて塾を考えるべきです。本当はもっと親が関わりたい、と思ってもガチガチにスケジュールが決められるとそれなりに不満になるし、逆になかなかそんな時間が取れないのに、家庭に任せられても・・・と思うのであればやはり選ぶ塾が違っていた、ということになるのです。

山の登り方はいろいろあるので、残り半年我が家はどうやるか、ということを考えながら、ぜひ勉強を進めてもらいたいと思います。

なので、できる範囲内でしっかりがんばれれば良いのです。コツコツやっていくうちに、だんだん力は磨かれていくものですから。

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