2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ねばるためには

この時期は、まだ問題をあきらめてはいけません。なるべく考える。何か解く工夫ができないか、試してみる。そういう努力が問題を解く力を培ってくれるわけですが、今の子どもたちは割と簡単にあきらめる傾向がある。

これはやはり問題の与えすぎと、早い段階からの入試準備が災いしているのです。

あれもやらなければいけない、これもやらなければいけないということになると、わからない問題にかかずらわっているわけにはいかない。

さっさと結論を出して次に行かないと終わらない。だから簡単にあきらめる。

また、小さい時からそういう習慣がついてくると、「ねばる」より「あきらめる」ことを選ぶ傾向が強くなってしまう。結果として、本来考えなければいけない問題をどんどん切り捨ててしまっている。

勉強する時間は決まっているので、考える問題には限りがある。だからこそ、わからない問題をねばらないと問題が解決しないのです。だってできる問題を繰り返していても、成長はありませんから。

今はとにかくがんばって、わかった問題を一題でも多く増やしていって欲しいと思います。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
お金の話


6年生の教室から
過去問の点数を計算しない


中学受験 算数オンライン塾
8月19日の問題





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ペースをつかむ

自分で勉強をすることが苦ではなくなってくると、今度は自分のペースで勉強をしたくなってきます。

まだ過去問もあるし、練習する問題もあるから、それをやりたいと感じる子は多いでしょう。それが普通です。

だから、これから先はどんどん差が開くといっても良いかもしれない。自分のペースで勉強できるようになった子は、自分の問題点がわかるから、それをしっかり克服しようとする。その分、勉強がさらに効率的になります。

だからこれからは、なるべく子どもの勉強のペースを守るようにした方が良い。自分でやりたい勉強がわかってくるのだから、それをやらせた方が効率が良いのです。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
これは出ないな


6年生の教室から
着手率と正解率


中学受験 算数オンライン塾
8月17日の問題





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第一志望を変えない

第一志望の過去問をやってみると、なかなか点がとれない。歯が立たない、ということがあるかもしれません。

やはりちょっと無理じゃないか?

そういう気持ちが出てくるかもしれませんが、しかし、ここで第一志望を変えてはいけません。

下げてもまた次の学校でうまくいかないと同じ繰り返しになる。それよりはここで踏ん張った方がやはり勉強にはプラスに働きます。

過去問はまずはしっかり研究して、解き方を理解しましょう。

それを積み重ねて、やがて解けるようになればいいのですから。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ミスはなくならないが・・・


5年生の教室から
ウチはうち


今日の慶應義塾進学情報
場合の数の問題





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