2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

決めたことはやり切る

もともとが無理な計画なら、やり切ることは難しいでしょう。

しかし、ある程度がんばればできることならば、やはりやり切らせることが大事だと思うのです。

これは何も勉強に限ったことではない。家の手伝いでも習い事でも、全部同じです。

ただし、ちょっとがんばれば・・・というところのさじ加減はある程度考えておかないといけない。

子どもたちが計画を立ててくると、まずは大変理想的な、(そして多分実現不可能であろう)計画を立ててきます。

「こりゃあ、ちょっと無理なんじゃない?」というと「いえ、大丈夫です」という返事。

「じゃあ、最初の1週間やったらもってきて。」

ということで最初の1週間が終ると案の定、終わってない。そこで

「ここまではできるはずだからね。」といくつかやらないことにして、その代わり

「これは絶対にやらなきゃだめ。もうカットはないよ。」

と言い渡しました。

で、それでも本人にとっては大変だと思っていたのですが、何とかがんばった。で、がんばってみると、できるという気持ちが強くなってきて、どんどん勉強をやるようになっていきました。

だから、まずはやり切るように仕向ける。そして、それを高く評価してあげることです。

そうすると、本人の自信につながる。とにかく、やり切るくせをつけると効果は出てくるでしょう。


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成績は安定しないもの


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第292回 君ならできる

■ 結局のところ、子どもたちはお父さん、お母さんの動向に非常に影響されます。

■ 例えば模擬試験の成績が悪かった、ということになって親ががっかりしたりすると、「まずいなあ」とまず思う。

■ そこでやはり何とかしないと、と思う子もいるにはいるのですが、実はそれは少数派かもしれません。多数派と思える子どもたちは親といっしょに「がっかりしてしまう」ことが多いのです。
「やっぱりだめかな」
そこで何とか切り替えして、自分で何とかした経験は子どもたちにはまだない。したがって、親とおなじような対応をすることに慣れている、といってもいいかもしれません。

■ だから、動揺を顔に出してはいけない。あるいは何か手を打たないと、と思っても、それがあわてて手を打っているんだ、という風に子どもに悟られてはいけないのです。あわてて手を打っている、ということになれば、子どもたちもあわてて手を打とうとします。

■やはり、こういうときは、デンと構えてしまうのが一番。
「大丈夫、君ならできる」
ぐらいの顔をしていると、「そうか、僕はできるんだ」という対応に変わってきます。


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合格可能性の真偽


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慶應進学特別では以下の日程で慶應各校の入試対策説明会を行います。
学校別になっておりますので、期日をお間違えにならないようにご注意ください。
10月14日(土)
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10月28日(土)
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ねばろう

たくさんの問題を解くようになると、やはり一問一問のねばりはなくなってくるところがある。

「あ、これムリ」とか「難しいからできない」みたいな言葉を耳にするようになったら、要注意です。つまり、それは問題が与えられすぎている、ということ。

ある程度の時間で終わると思っているのであれば、一問一問はもっと考えられる。

いろいろ試してみて、あるいは多少なりとも書き出してみて、などという方法で解けることもあるかもしれない。

で、そこからやはり解決の糸口を見出せるものなのです。

しかし、簡単にあきらめてしまうと、その力がつかない。つかないから、たくさんの問題を解いても、できる問題しかできない、というようなことになる。

つまり成長がなくなるのです。

与えすぎない代わりに、一問一問はもっとしつこく考える。

それでできるようになっていけば、実はそんなに数は必要ではないのです。


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中学受験、効率の良い勉強とは


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