2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

暗算は危険

ある子が算数の問題を解いていました。

で、式を書いていたのだが、その計算の答えが筆算を経ずに出てきた。本人が暗算をしたのですが、しかし、間違っている。

さて気が付くかな、と思っていたが、途中で立ち戻って悩んでいる。どこかが違う。どうもうまくいかないらしい。

黙って見ていると、ようやく暗算が違うことに思いがいたったらしく、筆算をやり直していました。

筆算は面倒かもしれませんが、暗算はやはり確信を持てるものでないと危ない。

最初から筆算をしていれば、その間の時間をロスする必要がなかったわけで、面倒だ、と思うことをちゃんとやることの方が大事です。


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競争しないと勉強しない?

組み分けテストの成績で教室や席まで決まる、というのは、やはり子供たちにとってはプレッシャーがかかる元ではあるのですが、しかし、競争しないと勉強しない、という意見もあるかと思うのです。

そういう子は確かにいるかもしれません。しかし、入試自体は他人との闘いではない。

本人が合格点をとれるかどうか、にかかっています。またカリキュラムの勉強に関して言えば、その内容を100%理解できるかどうか、にかかっている。そこに他人の存在が必要な要素はほとんどない。自分がやるかどうか、自分がわかるかどうか、だけなのです。

で、競争というのは、勝者にとってはモチベーションを維持するものかもしれないが、奮わなかった子どもたちにとっては、ただただ自信を失ったり、意欲をそいだりするものに他ならない。さらに言えば、やはり勝つ方が少数で、奮わない方が多数になりやすいから、選抜される生徒だけが得をするシステム、ということになります。

選抜されなかったら、どうするか、ということになると、むしろそういう競争に参加しなかった方が良かったと思えるほど、自信を失ったり、やる気が出なくなったりする。

自信を取り戻すまでに途方もない周りの努力が必要になったりするのです。

だから、多少なりとも競争と距離を置いた方が良いのです。カリキュラムテストは本当にわかっているかを確認すればいいのであって、人と競争する道具である必要はないのです。


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読んだことのある文章が出題されたら…

普通は入試で「読んだことのある文章」にお目にかかることはあまりないと思うのです。入試問題を制作するについて、学校の先生は過去の出題とか、他校の動向を多少なりとも調べる。

昨年A校の過去問に出てた問題を使うと、やはりその過去問をやった生徒の方が有利になる可能性は高いわけだから、慎重にいろいろな文章を調べて、最終的に問題にするわけです。

しかし、塾は塾で膨大な問題をやらせているところはあり、それがたまたま一致することはあるかもしれません。

この場合、ちょっと注意がいるのです。

あらすじや物語の進み方がわかっている、と思ってはいけない。

採録されているところが微妙に違うかもしれない。あるいは覚え違いをしていることもあるのです。

~というあらすじだったな、などと思って、もうろくすっぽ本文を読むこともなく、問題を解き始めている。

というような場合はむしろ間違いが多くなるでしょう。せっかくやったことがある問題なのになぜできない?って、思われるかもしれませんが、そういうミスがでてくる可能性がある。

「やった!これは読んだことがある!」と思った瞬間に油断が出る。

だから読んだことのある文章は気をつけましょう。


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