2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

大人と話す機会

大家族や地域社会での交流が多い社会では、子どもが大人と話す機会が多くなります。

例えば、おじさんが一緒に住んでいる、という子は今の世の中、そう多くはいないでしょう。しかし、おじさんが一緒に住んでいて、いろいろ話をしてくれると、当然、その子は大人と話をする経験が増える。話をする経験が増えると、語彙が増えるのです。子どもは耳から言葉を覚える。小さい時からそれで言葉を覚えてきているから、そちらの方が中心です。

若い世代のはやり言葉は、基本的に耳から伝わっていく。書物から伝わるのではないでしょう。(最近はLineから伝わることはあるでしょうが。)

しかし、今の子どもたちの多くは大人と話す機会が非常に減っています。学校の先生と、塾の先生と、お父さん、お母さんぐらい?ということになると、当然のことながら語彙は増えにくい状況にあるわけです。

だから読書を、という話になるわけですが、しかし、読書もなかなか難しいでしょう。最近見ていて本を読んでいる子どもたちの姿をあまり見ない。いや、大人も見ませんが。

なので、これから少し意識して、大人と話をする機会を増やしてみてください。これは結構難しいことではあるものの、しかし、それができると、かなり国語の力は変わってきます。今の子どもたちは国語の力を伸ばす機会が実は減っているので、そういう環境を考えなければいけないのです。

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第227回 中学受験は特別な受験

■日本の義務教育は中学までなので、その先に進もうと思えば高校受験をすることになります。近年は高校進学率が高いので、まあ、高校受験をする生徒もかなりの数に上ります。

■それに比べるとやはり中学受験生というのは少ないのです。首都圏(1都3県)で見ても12%程度のものです。首都圏でも地域によってだいぶ温度差があるでしょう。一斉受験日が学級閉鎖状態になる学校もあれば、中学受験生がほとんどいないという場合もあるかもしれません。

■しかも土台私立が中心ですから、これはお金がかかる。1年間の教育費はちょっと幅があって60万円から100万円を超えるところまでいろいろ。まあ、それでも月にならすと5万円以上かかるわけで、それが準備期間中からかかる。これもちょっと特殊事情があって、たとえば高校受験の場合はまず学校の勉強があって、それを前提に高校受験の勉強が組み立てられるでしょう。

■しかし、中学受験の場合は、学校の勉強とはかけ離れている。かけ離れているから勉強の中心は塾になります。だからもう準備から非常にお金がかかるようにできているわけです。

■だから親も子も、これは特別なことをするのだ、という覚悟を持ってやらないとイケないところはあるわけです。子どもにお金の話をついしてしまうのは、そういう覚悟が足りないとも言える。まあ、確かにダラダラとやられると腹が立つのは仕方の無いことではありますが・・・。

■したがってやらなければいけない、というものではない。いつでもやめさせていいのだ、ということはこれまた親も子もしっかり認識をしておいた方が良いでしょう。

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答えよりも式

算数の問題を解くとき、とにかく大事なのは式を書くことです。

式を書けばその答えにコメントをするだけで、立派な記述式の解答にもなる。また記述式の問題ではなく、答えだけを解答する場合であっても、確実に問題を解くという点において、やはり式を書き慣れている必要があるのです。

おうぎ形や円の問題になれば、3.14を1回で計算する、という点で式のメリットは理解できると思うのですが、しかしその他の問題になると、なかなかそうはいかない。

式を書くのが面倒だ、ということで、ついつい書き飛ばしてしまう。

書き飛ばしても、考え方があとから追えればいいのですが、自分で何を考えていたのか忘れることも十分考えられるし、その過程でミスが出やすい。

なので、とにかく最初から面倒でも式を書く、式を書き慣れることが大事です。たとえ試験時間が間に合わなくても、最後に入試でできる方が大事だと思ってください。

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