大家族や地域社会での交流が多い社会では、子どもが大人と話す機会が多くなります。
例えば、おじさんが一緒に住んでいる、という子は今の世の中、そう多くはいないでしょう。しかし、おじさんが一緒に住んでいて、いろいろ話をしてくれると、当然、その子は大人と話をする経験が増える。話をする経験が増えると、語彙が増えるのです。子どもは耳から言葉を覚える。小さい時からそれで言葉を覚えてきているから、そちらの方が中心です。
若い世代のはやり言葉は、基本的に耳から伝わっていく。書物から伝わるのではないでしょう。(最近はLineから伝わることはあるでしょうが。)
しかし、今の子どもたちの多くは大人と話す機会が非常に減っています。学校の先生と、塾の先生と、お父さん、お母さんぐらい?ということになると、当然のことながら語彙は増えにくい状況にあるわけです。
だから読書を、という話になるわけですが、しかし、読書もなかなか難しいでしょう。最近見ていて本を読んでいる子どもたちの姿をあまり見ない。いや、大人も見ませんが。
なので、これから少し意識して、大人と話をする機会を増やしてみてください。これは結構難しいことではあるものの、しかし、それができると、かなり国語の力は変わってきます。今の子どもたちは国語の力を伸ばす機会が実は減っているので、そういう環境を考えなければいけないのです。
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