2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

どんと構える

この時期ぐらいから、もうお父さん、お母さんはどっしりと構えた方が良いと思うのです。まあ、確かに子どものすることだから、不安はあるでしょう。結果も心配かもしれない。しかし、子どもの受験だし、まだまだ先が長いのだから、ちゃんとこの先も応援してあげるさ、というような気持ちになっていることが子どもの精神的な状態にはプラスになると思うのです。

子どもたちだって心配ではあるでしょう。

しかし、あまりプレッシャーがかかりすぎてもいけない。その精神状態を作り出すのが、お父さん、お母さんの雰囲気なのです。

あまり気が付いておられない方が多いですが、子どもたちは本当にお父さん、お母さんのことをよく見ています。

だから、お父さん、お母さんの心理状態が子どもたちに伝わりやすい。お父さんやお母さんが慌てたり、心配している様子がわかると、子どもも不安になる。

逆に「まあ、どうなってもとにかくがんばるだけだから」ぐらいに思ってもらえれば、最後に力を引き出すことができるように思うのです。

なので、どかっとした感じでこれからの時間を過ごしてください。


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中学受験 算数オンライン塾
11月24日の問題




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第247回 優先順位

■ 東京、神奈川の入試まで残りあと2ヶ月ちょっと。関西や千葉、埼玉の入試まではさらに短くなりました。で、この時期何を勉強すべきなのか。優先すべきものが3つあります。

■ その第一は過去問。さすがに結構やってきた時期ではないかと思われるのですが、案外はかどっていない子も多い。他に塾の宿題やプリントがあって・・・。でも、それよりもむしろ過去問は大事かもしれません。なぜか。確かに過去問をやっても同じ問題は出ないでしょう。しかし、傾向が同じで、レベルも同じものは過去問が一番である。このくらいの問題が解けるようになっていないと合格は難しいわけだから、まずこれをやるべきです。まだ全然手が着いていない、ということであるならば、やはりがんばるべきでしょう。

■ 2番目は暗記。ここまで延ばしてきたとしても、さすがにもう待ったなしです。知識は1点につながる。1点獲れれば10人抜けるかもしれない。だから、覚える。ただし、闇雲に覚えても仕方がない。なるべくなら良く出る問題を覚えたい。そこで各塾が出している暗記テキストを各科目1冊、集中してやる。それを全部覚えられるまで、他に手を出さすにがんばる。

■ 3番目は時事問題と不得意分野。相変わらず、電気ができない、とか、浮力がわからないとか、まあ、そういうのは個々にあるわけでしょうが、もう一回やってみると良いのです。こういうのはあきらめてはいけない。最後まで粘り強く勉強することで、案外壁を突破することができるものです。

■ 以上をやらずに他の学校の過去問だとか、プリントだとかやっても仕方がない。やることを絞る、というのはそういうことであって、そのためにもう塾には行かない、という選択も大いにありだと思います。


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何校受ける?

受験校のラインナップを決める時期ですが、何校受験する準備をしていますか?

東京、神奈川の場合、平均すると5~6校願書を用意する、という感じでしょうか。1月にお試し受験で1校、2月1日から2月3日まで最低で3校。まあ、午後入試が1校入るとこれでもう5校。4日、5日でもう1校ぐらい、という流れでしょうか。

もちろん出願しても第一志望に合格したら、もう受験しない、ということになるでしょうが、これらの学校全ての過去問を準備するということはやはり相当大変です。

それなりに加減をしながら準備をしていった方が良いでしょう。

いろいろな合否のパターンを考えてしまうと、出願する学校が増えてしまいがちです。特にある学校の合否でダブル出願するケースもあるかもしれませんが、しかし、そうなると当然過去問の対策も増えるので、あまり手を広げすぎないように気をつけてください。


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気持ちを立て直す子


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朝型の勉強がいい


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