2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

根気の育て方

中学受験を始める子どもたちを見ていて、やはり幼い子は準備が大変だなとは思います。

では、何が一番問題なのか、ということになると、やはり根気がない。

がんばって、ここまでやろうね、というところがなかなかできない。あとちょっと考えてみれば、と思うのだが、すでに本人は「わからない。もう無理。」モード満載。

だから、お父さん、お母さんも勉強させようとしてイライラするかもしれません。

でも、こういう子どもたちの様子を良く見ていると、ちゃんとゲームは頑張ったりしているのです。

やられたら、もう一度やりなおす、とか。つまり、そういう素質がまるでないのか、といえばそんなことはない。

ただ、ちょっとやる気がなかったり、自信がなかったりするだけなのです。

その分、成功体験をさせていくと、少しずつ自信が出てくるし、やる気も出てくる。が、問題なのはそれが塾のペースとかけ離れているから、いつまでたっても追いつかない、みたいな感覚に親が陥ってしまうことにあるかもしれません。

塾のペースはとにかく、今、早いのです。そのペースに合わせたら、ぜったい仕上がりは早くなるに決まっている。その分、あとの調整が難しい部分もあるわけで、だから塾のペースの合わなくてもいい。

その分、ちゃんとできたり、がんばったりしたら、褒めてあげてください。

本人はがんばったのだから、そこが認められないと、次の一歩を踏み出すことはできませんから。

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模擬試験の選び方

秋の模擬試験の予約申し込みが始まっているようです。

しかし、日程を見ると本当にたくさん試験があって、選ぼうと思えばそれこそ毎週でも模擬試験を受けられる、というような感じになってきました。

でも週末には学校別の授業や塾もあるから、もうそれこそ芸能人並みのスケジュールになってしまう可能性がある。

というので、やはりしっかり模擬試験は選択しておかなければなりません。

まず優先すべきは学校別の模擬試験です。

合格判定の模擬試験というのは、いろいろな要素を含めてある意味1種類の試験ですべての学校の合否判定をする構造になっています。したがってあんなに忙しい入試はない、というぐらい問題数が多くなっているわけですが、しかし学校別模擬試験というのは、その学校の出題傾向に合わせるし、やはりその学校を志望する子どもたちが受験するわけだから、今どのくらいのところにいるか、というのもつかみやすい。ただ、それほど多くの学校別模擬試験があるわけではありません。

またせいぜい1回か2回ぐらいしかないので、そこはやはりまず優先して受験する必要があるでしょう。

次に合否判定の模擬試験ですが、基本的には2社のものをそれぞれ2回ぐらいというのが適当でしょう。しかし、ではどれを選べばいいか?

やはり大事なのは合格実績です。志望する学校に多くの合格者を出している塾の模擬試験には、そのレベルの受験生が集まる可能性が高いわけですから、そこを選ぶ。例えば自分の第一志望の合格者が多い順に2つ選ぶ、のが良いと思います。

それぞれ2回というのは、やはり経過を見たいから、です。右肩上がりになっていることが望ましいというお話はしましたが、11月末までにそれぞれ2回の受験を終えて流れをつかんでおくと良いでしょう。

12月は最早、出願先を決めた後になるとは思うので、あまり忙しくなるようであれば受験しなくてもいいと思います。

とはいえ、塾に入っていれば自塾の模擬試験を優先することにはなるでしょうから、たくさん受けすぎないように注意してください。やはりデータは本人が真剣にがんばってやったものでないとあてにはなりません。

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部分点

入試の採点方法は大きく分けて2つあります。

1つは部分点を一切認めず、○か×で判断をしていくもの。もとより記号や選択式の場合は部分点のつけようがないわけですが、しかし、この×に何の差もないのか、というとそうでもないところがある。例えば算数の場合、答えの数字が1つ違う、ということもあるでしょう。あるいはまったく書いていないとしても答えが×であることには違いない。この辺はもう少し判断の仕様があるのではないか。

ということで考えられたのが部分点方式。ただ部分点の場合、いったいどこまでわかったのかを明らかにしてもらわないと採点できないところがあるので、それでこういうところは記述式になりました。

記述式になれば、途中まで式が書いてあれば、ああ、ここまではわかっていたんだ、ということは明確になるから、そこで部分点のつけようがあるわけです。

で、部分点というのは別に採点が甘くなったわけではないが、ただ、こういう部分点を付けていく方が実は差は明確になっていくことが多いのです。力のある子を切り捨てずに済むところがある、といってもいいかもしれません。

だから記述式の問題はやはりていねいに式や説明を書いていくことが大事になります。採点の先生方は一生懸命読み取って、ある程度わかっていたらそこそこの点数はつけようと思っているので、その期待に応えた方が結果は良くなるでしょう。

したがってまずは式をていねいに書く、ということからしっかり始めてください。

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