2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

受験学年ではあるけれど

受験学年を迎えると、やはり受験優先になりがちです。

これは中学受験だけではなく、中学校でも、高校でも受験学年はまず、受験体制優先になりがちです。

しかし、この時期だからこそやらなければいけないことは、受験ばかりではない。例えば運動にしても、音楽や美術にしても、この時期だからこそ、というものはあります。

問題はどうバランスをとるか、ということになるわけです。確かに残り1年を切っていることは事実だが、そう受験勉強ばかりに費やすことは得策とは言えない。

この春休みも例えば講習の合間をぬって、いろいろなものを見に行くとか、旅行に出かけてみるとか、あるいはスポーツで汗を流すとか、お父さん、お母さんがやってもらいたい、ということはあるはずです。

それをすべて我慢する必要はありません。

子どもの成長時期に合わせて、やりたいと思うことは、やはりやってよいのではないでしょうか。

ピアノの練習なんかも、私は子どもが好きで続けているのであれば、止めずにがんばっていければいいと思います。

それが数年後、「あのときやめないでよかった」ということになる場合もあるのですから。

「映像教材、これでわかる場合の数」(田中貴)
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受験人口減少期の特徴

中学受験は、ここ数年受験人口が減少しています。今年の数字はおおむね10年前と同じぐらいで、これはゆとり教育が始まって中学受験者が増え始めた時期に重なります。

したがって、だいたい以前と同じ程度に収束していくわけですが、しかし上昇期と下降期では入試傾向に違いが出てきます。

上昇期は入試が難しくなる、という発想が保護者のみなさんに共通してあるので、受験勉強がハードになりがちになり、塾の回数や個別指導、家庭教師の利用などが増えます。

一方で受験校選びとすれば、上昇する倍率を考慮して、中堅校に志望をシフトしたり、付属校を選択して「受験はこれで最後にしよう」と考えらえれるご家庭が増えます。

下降期は入試がそれほど難しくはない、という予想になるので、受験勉強は全般に多様化します。一部の上位志望者は別ですが、それ以外の層は個性にあった勉強の仕方を選んでいく。

一方で受験校選びは、むしろ上位志向になります。やさしくなりそうなら、一歩上に進もうか、という選択は充分にありえるでしょう。

結果として受験層が上位にシフトするので上位校の難しさは下降期であってもあまり、変わりませんが、中堅校以下はやさしくなり、また学校によっては定員がうまらないということになるでしょう。

現在はゆとり教育も終わり、公立教育もレベルが上がっています。さらに大学入学方法が多様化しているので、受験一辺倒な流れではなくなってくるでしょう。

逆に考えれば、子どもに合う良い学校を選んでいけば、受験勉強がそれほどハードにならずとも、しっかりとした教育環境を得られ、かつ子どもの個性に合っているから子どもの成長にもプラスになる、ということが実現できる環境になっていると言えます。

下降期では目がどうしても上位校に向かいがちですが、やはり子どもの資質を伸ばしてくれる学校に出会うのが子どもにとっては一番ですから、これからぜひいろいろな機会を使って第一志望を絞り込んでいってください。

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我が家流

受験を終えたお父さん、お母さんと話をしていると、いろいろな工夫をされていることがわかります。

例えば、過去問を解くにしても、まずやさしい学校だけを前半にやって基礎力を固め、正解率を上げてから、上位校の過去問に取り組んだとか。

あるいはできなかった問題だけを集めて、新たに問題を作り直し、新過去問として取り組んだとか。

模擬試験のやり直しも、テーマ別に分けてみて、「できない割合が高い」分野だけにとどめた、とか。

本当に時間との闘いなので、すべてのことがやり切れるわけではない。したがって、我が子の状況に合わせて、いろいろな優先順位があるし、やり方があると思うのです。

それができるのは、やはりお父さん、お母さんの力が大きいが、その分子どもたちの負担は軽減されるわけだから、中学受験のメリットと言えるでしょう。だからこの工夫というか、我が家流というのは絶対にあっていい。

みなさん、「ウチの子だから」という前置きがあって、話をしてくださるのですが、「ウチの子」のためにそういう方法が編みだされるべきだし、それで結果がついてくれば良いのです。

塾の先生のアドバイスも参考にしながら、大いに我が家流を貫いてください。

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