2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

できないときこそ

問題ができなかったり、テストの点が悪かったりすれば、当然、子どもは落ち込みます。

しかし、ここで「どうせ、私、できないから。」と思ってしまうと、もうそれ以上の成長は期待できなくなる。

できなくてもいいから、何とかできるようになろう。あるいは、とにかくわかってやろう、というような意欲はとても大事なのです。

点数が悪かったから叱る、というのは決して子どもの教育にはプラスにならない。

勉強する態度が悪かったり、そもそも勉強していない、というのであれば叱る意味もあるが、本人が本人なりにがんばっているときは、口は慎むべきです。

そして、何とかわかってやろう、できるようになってやろう、という気持ちを支えてあげる必要があります。

できなくても、もう一度考える。あるいは解説を読んで納得する。

もう一度似たような問題をやってみる。

そういう過程を経て、できるようになれば良いのであって、もとになる意欲をそぐようなことを言ってはいけないのです。

ただ、そういう気持ちがあっても具体的に何をやっていいか、絞り込めていない場合もあるでしょう。

だから励まして、具体的に何をやるかを決めて、実行するのです。

それさえできれば、子どもの成長には必ずプラスになります。

できなかった、というときこそ、お父さん、お母さんが口角を上げるときなのです。

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第一志望を決める時期

先日、ある塾の保護者アンケート資料を読んでいたら、第一志望を決める時期についてこんな結果が出ていました。

第一志望を決めた時期
小学校5年生まで・・・全体の50%
小学校6年生の夏休みまで・・・全体の25%
それ以降・・・全体の25%

これで見ると全体の75%の方が6年生の夏までに第一志望を決めた、ということになるわけですが、夏休みから学校別指導が始まることを考えると本当はもっと割合が高いのだと思います。ただ、いろいろな事情で秋に第一志望を変えた、という家庭がそれ以降の25%に含まれているのではないか、と思うので、いずれにしてもそろそろ、6年生は少なくとも第一志望については決まっている、と考えていいのではないかと思います。

そのアンケートでは、第一志望を決めた理由の第1位が「校風」でした。第2位が「交通の便」、第3位が本人の希望、第4位が学校の教育方針、となっていました。その次に進学実績、合格偏差値と続いていましたが、スクールカラーがお子さんと合うか、を考えて第一志望を決めておられるのは良いなあと思いました。

すでに4年生、5年生のころから学校訪問や説明会、文化祭などに足を運ばれ、「ここに入ってくれればいいなあ」と感じられる学校が2~3校ぐらい候補になり、現在の成績も考えながら、「よし、ここにしよう」と決められる、という感じではないかと思います。

そしてこれまでのカリキュラムの復習をしながら、少しずつ過去問の勉強を進め、知識を覚え、答案練習をして本番に向かう、という段どりになっていくでしょう。

ゴールデンウィークが終わると、夏期講習のコース決めもあるので、やはりまだ決まっていない方はそろそろ絞り込みがした方が良いのではないかと思います。

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仕上がりの時期は違って良い

4教科の偏差値がすべて同じ、という子は珍しいでしょう。科目的に何か大きな穴が開いている、というのは入試のときにはやはりなるべく避けたいが、今の時期は科目のバランスがそろっていなくともあまり気にしなくても良いと思います。

例えば、社会や理科の生物、地学などはやはり覚えることが多いわけですから、これはなるべく後半に回したい。というのは、最初から覚えていっても、途中で忘れてしまうのであれば、時間がもったいない。後半にすれば本人も気合が入っているし、実際に覚えれば覚えるほど成績が上がっていきますから、後半に力を入れた方が良いのです。

一方国語の読解や算数は、最後に詰めたからといってなかなか点数が上がらない。これはやはり時間をかけて成績を伸ばしていくものですから、今のうちからしっかり時間をかけていきたい。結果として算数と国語の読解が先に仕上がり、最後理科社会、特に社会が追いついていく、というのが理想的な展開でしょう。

模擬試験の結果を見て、バランスが悪いなと思っても、このようなバランスであるならば、むしろ順調ととらえた方が良いと思います。逆に、社会だけが良い、というのはこれはやはりやり方を少し考えないといけないでしょう。

社会の成績の良い子は社会が好きなのです。勉強しなさい、といえばすぐ社会になってしまう。自分の好きな勉強をするのが楽しいからですが、しかし、それではなかなか伸びません。逆に勉強すればできる、という実績はあるわけだから、他の教科にも広げていくべきでしょう。

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