2012年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

PDFの問題集の使い方

現在、本サイトで3つの問題集を販売しています。
算数重要問題ノート
理科重要問題ノート
算数頻出問題ノート

この3冊とも現在PDFでご自宅のプリンターでプリントを作っていただくようになっています。この使い方のアイデアを保護者の方からいただいたので、本日はご紹介です。

1 まず問題を一通りやる。問題が1ページずつになっているので、その日の予定のものだけ、まずプリントアウトする。
2 解答を見ながら丸付け。本人がよくわからなければ、解答をプリントアウトする。
3 できなければ、新たにその問題だけプリントアウトする。
4 最終的に100題できるようになるまで、プリントアウトを繰り返す。

普通の問題集は、一度やったら、次がやり直せないのがネックだが、この問題集は表が問題、裏が解答になっているので、できなかった問題をもう一度やり直させるのに便利です。
先生は「できなかった問題を繰り返しやり直す」と本に書いていましたが、それには最適です。

というお話でした。

重要はいわゆる古典的な、オーソドックスな問題。頻出は最近のデータから良く出るパターン問題を集めています。

お役に立てば幸いです。

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素点と見込み点

過去問をやってみます。

で、終わったらすぐ、答えあわせをする。ここでとれる点数を素点とします。

で、間違える。しかし、間違えていることだけを教えます。(答えは教えません。)

そしてやり直す。そのとき、1回目できる点数を見込み点とします。

この乖離が大きい子は失敗する可能性が高いのです。

なぜか、違うといわれて直せるということは、途中にミスがたくさんあったということです。しかし本当は解けるのです。ミス率が高いということは、ていねいさに欠けるわけですね。

算数で点数をとれないと、中学受験はなかなか苦しいのです。だから、今の力で確実に点数を取ることを工夫してください。これは、実際に過去問をやる中で、できてくることなのです。ただ、その意識がないと身につかない。だから、過去問をやるときに素点と見込み点をつけ、正答率も出して、と、意識をさせる。式を書く、計算を書く、それを見直す、問題文を読み直す、そういうことをチェックしましょう。

ただ、過去問をやるのではなく、これもデータにとっておきと良いでしょう。乖離が小さくなってきたら、これはていねいさが増したということ。単に点数の問題だけでなく、こういうことに気を使ってみてください。

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答案は見てもらうもの

子どもたちの答案を見ていると、これは「到底、見てもらえないなあ」と思うものがあります。

字が汚い。

何が書いてあるかわからない。

数字が枠からはみ出している。

などなど。

記述の答案など、読む気にならない、というのもあります。

実際、入試は答案が帰ってきませんので、どういうふうに採点されたかはわかりません。したがって、なるべくていねいに、書くしかないのです。

学校側は説明会で「なるべく、よく読むようにしています。」とおっしゃいますが、しかし、採点時間は短いし、やっぱり印象が悪ければ点数もよくはならない。

とにかく子どもたちには

「答案は見てもらうもの」

という意識で書いてもらわなければいけません。そしてそれは入試本番だけ、やればいいというのではない。日頃の過去問の練習からやらないと身に付きません。

しっかり練習しましょう。

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