2012年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

冬休みの生活

昨日まではクリスマス3連休。

しかしながら、中学受験生はすでに冬期講習が始まっているかもしれませんね。

冬期講習が年末ぎりぎりまであって、6年生は正月特訓から、もう千葉、埼玉の入試へ、と突入していきますね。

4年生や5年生も冬期講習を受けているみなさんが多いでしょう。

講習中には、まず講習の復習や宿題をしっかりやる必要があります。というのも、普段の塾と違って講習は毎日ありますね。毎日、ということはその日のうちに今日の内容を終えておかないと、明日また新しい内容が増えてきます。
そうすると、一度つまずいてしまうと、そこでもうその講習の内容がわからなくなる。
普段の塾だと、もう少し余裕があるのですが、講習の場合は毎日だから、その余裕がなくなります。だから、帰宅したら宿題と復習だけはとにかくしっかりやる計画にしておかないといけない。

しかし年末はいろいろと親も忙しい。

したがって、つい目が離れてしまいます。しかし、講習の効果を上げるには毎日の復習は不可欠です。

できなかった問題は特に大事にしてください。できた問題はほっといても良いですが、できなかった問題はきちんと解きなおす。なぜできなかったか、どこがわかっていないのか、明確にして、わかるようにすることが大事です。

逆に毎日勉強しているので、それができれば4・5年生はそれで十分です。

6年生はそうはいかない。だから過去問や時事問題集、知識の暗記、とまだまだやることはあります。

生活の注意としてはもう朝型に切り替えることです。

試験は朝早く行われます。8時台。だから6時台には起きている必要がある。夜はこれから早く寝て、朝早く起きて勉強する。その生活リズムをつくってください。やはり子どもは充分に睡眠をとったあとの方が、効率良く勉強できますから。

多くの塾は6年生は午後の授業であることが多いでしょう。したがって午前中、早く起きてその日の勉強の大半は終えてしまうことが大事です。

あと、もちろん、うがい、手洗いは大事。

インフルエンザ、これから流行っていきますから、充分に気をつけましょう。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
6年算数頻出問題精選ノートサンプル

「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」

理科重要問題ノート
理科重要問題ノートサンプル

学校別傾向に合わせると、その傾向しかできるようにならない?

私は「基礎を固めて、学校別傾向で応用の枝葉を伸ばす」という言い方をします。

5年生までは基礎をしっかり、固めて、6年生になったところで、第一志望の学校別傾向に合わせて応用力の練習をします。

「そんなことをすると、学校別の傾向だけできるようになってしまって、力が伸びなくなりますよ。」

と言われる先生もおられるかもしれませんね。

しかし、大丈夫。できるようにはなります。

要は出題傾向の高い勉強により強くなるだけの話。ひとつの方向性を出すことで、より効率よくなる、わけです。だからといって出題される中身自体はやはり、そこそこいろいろな勉強の
積み重ねですから、その中で他の傾向もやがてはできるようになるでしょう。

ただ優先順位が違うだけ、の話です。

でも感覚が研ぎ澄まされる、という面ではメリットは大きいかもしれませんね。

これから残りの時間、ぜひその感覚を研ぎ澄ましてください。


「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

「中学受験、成功する親、失敗する親」

「第1回 母親講座 これからの中学受験」(田中貴)

あせりは禁物

この時期、過去問をやったり、塾の問題をやったりしていると、できない問題が当然あるでしょう。

点数がまとまらなかったりすると、不安になります。

しかし、あせりは禁物。

残りの時間は決して多くはありませんが、まだまだ時間は残されています。具体的に何をするとのか明確にして、最後までしっかり勉強を続けて行きましょう。

この時期、問題を解いていくことが一番です。

そして、しっかり復習しましょう。

できた問題は問題ではありません。できなかった問題が大事。算数では、どうやって解くのか理解する、理科や社会では覚えていなかったものを覚える。

この繰り返しの中で経験値が上がって行き、力は必ずついていく。

その努力以外に道はありません。

ていねいに勉強していきましょう。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)サンプル

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